可視化グラフィック振り返り|2018年
たまには珍しく、1年の振り返り的なエントリをしたいなぁと思いました。
それは、この1年はとてもめまぐるしく「可視化」していたので、自身の整理もしたいなぁと思ったわけです。
1.2018年描いてみて思ったこと
2.個別のアレコレふりかえり
3.2019年に向けて
4.さいごに、ちょっとした大事なこと
でお届けしたいです。
1.2018年描いてみて思ったこと
今年はお誘いいただいて描かせていただいたグラフィック案件は10件ありました。まぁ私は本業はUXデザイナー/IAとして社会人をしており、複業というか個人活動の一環でグラフィックレコーディング業務をさせていただいているので「まぁ、そんなもんだよね。」という感じ。また今年は講師として人前で話す機会をいただいていたりもしたので、大体月一で人前で活動するのがペースとしては合っているように感じました。これを多いのか、少ないのかを捉えるのはその人の価値観次第だと思いますが、社内のMTGにおいてもそこにホワイトボードとマーカーがあれば勝手に可視化しはじめるし、個人の業務においてもA4裏紙にお気に入りのペンでラフなスケッチを描きまくるし、そこに「描く対象(議論やプレゼン、思考)」と「描くもの(紙とペン)」があればとにもかくにも「可視化」しまくっていたと思います。描くものは何も紙とペンだけではなく、iPadとapple pencilにまで範囲が拡張されたり。
そして、この2018年で感じたことは「ファシリテーションを求められることがすごく高まっている」ことです。お呼ばれされるグラフィック案件は最終的には「グラレコ 」というより「ファシグラ」が傾向として多かったなぁと感じることもしばしばあったり、社内MTGで可視化するときも最終的には可視化しながら要点をまとめることが多かったりと。とても「可視化してファシる」という行為が多かったです。
しかし、可視化してファシるということは「図解化してビジュアライズする右脳的な能力」と、「話している内容を要点をロジカルに整理してまとめる左脳的な能力」と両方必要であり、さらにそこに「独りよがりではなく、参加者全員を巻き込んで発話して総意になるファシリテーション能力」がプラスで加わるので個人的には可視化する意味と意義がすごくありました。
2.個別のアレコレふりかえり
ここからはアレコレふりかえり。記事とか写真のみとかグラレコ案件/登壇案件など。ごちゃ混ぜです。
▼山崎亮×内山節トークLive&交流会 僕たちが考える理想のまち|グラレコ
▼グラレコワークショップ|講師
▼UXデザインをふだんの仕事に、カジュアルに取り入れる方法を学ぶ|講師
▼いまさら聞けないRPAのキホンを学ぶ|グラレコ
▼業務で使える写真撮影テクニックを学ぶ。|グラレコ
▼マーケティングトレース|グラレコ
▼攻殻機動隊に学ぶ税務調査の"入られ"方|グラレコ
▼Stadio Opt Meetup Vol.1|グラレコ
▼「超福祉展」 SOCIAL FIGHTER AWARD 子どもアイデアソン|グラレコ
▼超福祉スポーツ共創プロジェクト|グラレコ
▼社内向けグラレコワークショップ|講師
▼サービスデザインクエスト #2 |グラレコ
3.2019年に向けてやりたいこと
2019年は「表現する質を上げる」ことをテーマにやっていきたいなぁとゆるやかに思っています。大体10月から「こういうのを描きたい!」って方向性がなんとなく見えてきて線や色使いに迷いが少しずつなくなってきたような気がしてました。でも悲しいかな、わたしは情報設計は大好きでもイラスト的なビジュアルのパワーは正直弱いです。そもそも引き出しが少ない。なのでもう少しビジュアライズするチカラの底上げをしていきたいなぁというのが2019年の目標です。でもそれって別に絵だけの問題ではなく、ひとことひとことのセンテンスや体幹の動きも意識して行うことだったり、海外含めたいろんなグラフィックを観察してあげられることでもあるので、ひとつひとつのことを意識して取り組めたらいいなって思います。あとは今まさに思ったけれど、毎回ふりかえりしようwこういうエントリは大事だ。
4.さいごに、ちょっとした大事なこと
最後にどうでもいい話をひとつしてこのエントリはおしまいにするのですが、可視化する時、わたしは左親指がペンでたくさん汚れる人です。毎回毎回の現場で描かせていただいて、終わった後にこの汚れに気づいて初めて「はぁ〜今日もたくさん描いたし楽しかったなぁ...」と気持ちが充実したりします。描く時はあまりにも夢中になっていて、指が汚れていることに気づかないんですよね。それだけ夢中なんです、描くことに。それだけ、みえないことが見えることはとても楽しいです。
今年もグラフィックを通していろんな人に会うことができました。たくさん「楽しい」を感じることができたので引き続き楽しみながら、時に悩みながら可視化を続けてゆけたらと思います。
そんな感じで2018年もありがとうございました!
2019年もよろしくお願いします!
サポート費用は新しい画材購入や参考書籍に使用させていただきます。