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学生も教える側も”テスト”されている
夏休みの前に
今週あたりから夏休みということで、 既にテストは終わったという学生の方もいらっしゃると思います。
今日は、担当している美容学校のクラスも夏休み前、最後の授業なので、テストの日です。
後期にも授業が続くので、 前期のチェックテスト、といったところです。
美容従事者に求められるもの
美容技術は必ず、技術と理論(知識)がセットになります。
技術が上手くできたとしても、知識が足りなければ、お客様に大切な美容情報を伝えることはできないし、知識だけあって、技術がうまくいかないと、頭でっかち、になってしまいます。
両方を持ち合わせたうえで、伝える力、コミュケーションスキルも問われます。 美容業は技術職でもあり、美容に関することを レクチャーし、営業職でもあり、センスも求められる仕事だと思っています。
もちろん、 これらは、簡単に身につくものではなく日々の 積み重ね、経験によって磨かれるものです。
器用とか不器用とか、物覚えがいい、悪いを言い出したら、きりがないので、 「では自分はどうしたらよいのか」を考え、 前に向かう行動力や実践力も必要です。
また、周りにどんなに言われても、 本人が 「私は、〇〇が足りないから、もっと勉強しないと!」と気づいたり、 「同じところで止まっていてはいけない!」 と感じ、進む努力をしなければ、前進はしません。
これは、自分自身も肌身で感じてきたことですが、 気づかせてもらえる環境に身を置くこと、 気づくアンテナの大切さも 気づかせてもらえたことへの感謝がなければ、 前進しない、と感じます。
教える側もテストされている
さて、今日の技術チェックと筆記テスト。
筆記テストは、それほど難しいテストではなく、これまでのレジュメを確認、勉強しておけばできる。と伝えてあります。
技術チェックは、練習量の違いが影響するので、現状のレベルと、今後どのように練習に取り組むのかを確認する、 言わば、現在地の確認になります。
学生達が、 授業のスタート時よりも上手くなっていること、ヘッドスパへの理解が深まっているかが 私にとっての課題なので、 私にとってもテストです。
そう思うと緊張します…。
さ、頑張っていきましょう!
Aya Horiguchi
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