ドレスコードはありますか?
スーツに着られてしまう
スーツを着る機会がほとんどありません。
男性であれば、スーツ着用の場面もあると思うのですが、女性美容師でスーツを頻繁に着るという人は多くないでしょう。
スーツを着る仕事の方々に言わせれば、 スーツと決まっていて、その中で対応できるから楽。といいます。
独立した今、 いざ人前に立つ機会があると、相手や場所にもよりますが、これはスーツでカチッとした方が良いのか?? 考える時もあります。
ただ、スーツを着たとして、自分自身が違和感を感じるのと、普段着ないので、着られている感が…
なので、スーツ姿で就職活動している人たちを見ると、なんとなく親近感がわきます。
(最近では、普段の格好で面接に来てください。 という会社、スーツNGというところもあると聞きます。この対応に悩む人もいるのでは?と感じます。)
結局、私は仕事先の方に、ドレスコードはありますか?と質問することになり、たいがいはスーツで、ということはなく、自由にと言っていただくのが現状です。
カジュアルダウン
自粛期間もあり、外に出かける機会が減った、 リモートワークで出勤しないという方も増えて、カチッとした格好で過ごすことが減っている人は多いでしょう。
これから、よりカジュアルダウンしていくのだろうなと感じつつ、 海外に住む友人からは、 みんな好きな格好をしているし、そんなに人の ファッションを気にしていない。 日本人は人の目を気にするから、どちらかというと、人のためのファッションな気がする。 と聞きましたが、
それはそれで日本らしさなのではないか。と思ったりします。
なぜ、この服装なのか?
美容室には、制服のある会社、ない会社。 両方が存在します。 私はどちらも経験したのですが、それは、それぞれの会社、サロンのコンセプト、見せ方だと思っています。
美容師は好きな格好ができる。と思う人も多いかもしれませんが、好きな格好と、仕事での格好は違います。
色々な、マナー本などを読めば、TPOに合わせてと書かれていますが、
まず、第一に 清潔であるか? 動作の邪魔になったり、お客様の顔や頭、体にかかって邪魔にならないか? 自分がお客様だとしたら、この人に担当してもらいたい!と思えるか。 それが、お金をいただける格好なのか。
そして、
どう見せたいのか?
という、自分のポリシーも見つめ直しつつ、 なぜこの服装なのか? 楽しみながら、考えられたら良いですね。
Aya Horiguchi
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