ファッションの歴史と芸術性を存分に感じる展示会でした
ファッションインジャパン1945-2020流行と社会 展
国立新美術館に出かけてきました。
美術館も、ネット予約の時代となり、 個人的にはこの方が良いなと思います。
予約した時間に入り口に並べば、さくっと入場できます。
これまでに何度、長蛇の列に並び、 会場ではもみくちゃになり、観たい展示をゆっくり観られないことがあったか…。
落ち着いて観られるのは、いいなと思います。
そして、予約してしまえば、 行こう思っていたのに!と、開催期間を過ぎてしまい、後悔するということがなくなるので。
さて、これから出かける方もいらっしゃると思うので、控えめに…
タイトルの通りに ファッションから「流行と社会」が見え、 デザイナー、パタンナー、クリエイターの細やかで緻密な仕事も、大胆さもこだわりも詰まった 美術展です。
昔の化粧品の広告や手書きの型紙の展示、映像もあり、本当に見どころがたくさん。
服飾関係の学校の生徒らしき人が、一生懸命に メモを書きながら、展示を観ている姿も印象に残りました。
↑ ここは、写真OKのエリア
会場を出たときの気分は、 映画「プラダを着た悪魔」を観た後の気分と似ていました。
髪型を変えたくなったり、 買い物に行きたくなったり、 と感じた、あの感覚と似ています。 そして、エネルギーをもらえます。
この展示に限らず、 美術館に行くたびに感じることは、観られる環境があることへの感謝。
ここまで、作品を集めるのに、どれだけの人や 企業、組織の手間暇、予算が掛かっているのか?作品をきちんと保管している人たちのおかげで、後世まで繋がること、遺ることなどを考えると、開催してくださって、有難うございます。という気分にもなります。
今年の後半は、何を観よう?どんな物に出会えるだろう?
Aya Horiguchi