施術内容を覚えている人は意外と少ない
カラーをしてもらいました
後輩のサロンに行き、カラーをしてもらいました。
いつも、ハイライトをたくさん入れてもらうので、今回は、少し影になる部分を作ろう!ということで、ローライトを。
↑ これはカラーの施術中の様子。
アルミの部分とアルミ以外の部分は、色味が違います。色が混ざらないように、こうやって塗り分けてもらいます。アルミのところがローライト (暗い色味を入れています)です。
これを自宅で、自分でやるのは手間もかかり大変です。やはりプロならではの技術をしてもらえるのは嬉しいですね。
途中経過がよくわからない人もいる
美容師以外の方と、髪型や美容室での話をしていると、プロに任せてしまうので、何をされているかわからない。という方が、意外といらっしゃいます。
「このお店、美容師さんには、絶対の信頼があるし、私のカルテもある。他のお店には行かないから、大丈夫!」
この関係性が出来上がっていれば、お客様も美容師もサロンも安心!です。
ですが、100%大丈夫、ということはなく、 特に複数のお店に通うことがある方の場合は、 そうはいきません。
前回、何の薬剤をどんな風に使って施術されたのか? お客様は美容師のように美容技術や知識があるわけではないので、伝えても覚えてはいられないと思います。
ご新規のお客様に、なりたい髪型を伺い、 「これまでに、どんなカラーをしましたか? パーマは?縮毛矯正は?」 など過去の施術履歴を確認し、今日のメニューが確定することもあります。
ですが、
「前回のカラーがおしゃれ染めなのか、白髪染めだったのかわからない。」 「あれは、デジタルパーマって言うのかな? いつ頃、かけたっけ?」
と、はっきりしないことはあります。
説明責任
優れた美容師でも、過去にお客様がどこでどんな施術を受けたか、透視できるわけでも、過去が見えるわけでもなく、今の髪の状態と、お客様ご自身の知るヘアに関する情報が、頼りのところもあります。
そう言った意味でも、 今日は何の為にどんな施術をしたのか。 どんな薬剤を使い、どんな効果があるのかを伝える。もし、必要で有れば記録として、書いて渡すということもアリなのでしょう。
お客様とコミュニケーションをはかる、ということの中でも、この施術内容の説明は、何気ないことかもしれませんが、 選ばれ続ける美容師、サロンの価値や要因、魅力にもなるかもしれません。
いつも、施術中に技術、工程を説明をしてくれる後輩たちには感謝です。
Aya Horiguchi
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