もうすぐ新学期。教える側も準備中。
新学期に向けて
4月から、新学期。私の仕事先でもある、美容学校でも授業がスタートします。
今年も高度専門科の授業を担当させていただきますが、シャンプーとヘッドスパを担当します。
去年は新学期のスタートが緊急事態宣言の真っ只中にあり、授業のスタートがずれたり、オンラインでの授業の回もあったり。
大学などは、オンラインでの授業がメインで学校に通わない、ということがニュースなどでも取りざたされていますが、技術習得の必要な学科を行う学校では、対面授業は必須です。
感染予防対策をしながらの授業。 先生方も生徒も、みんなで気をつけ、意識を張っています。
今年は、その状況や対応に慣れてきていますが、気を引き締めつつ。
想定外の事が起きる。という事に、昨年からみんなが慣れてきましたが、やるべき対策をし、想像力を膨らませ、いろいろなことに対応できるフットワークと、準備をしっかりと!と言ったところです。
教える立場になって考えること
シラバス(講義の計画と内容を解説したもの。講義概要)通りに進めることが求められますが、 授業を進めていきながら、生徒の理解度や成長度合い、習得状況を確認していきます。
準備、実践、振り返り、計画との照らし合わせ、微調整しながら次回の準備、いわゆるPDCAを繰り返します。
気をつけるべきは、専門用語や業界用語です。 美容師同士で通じる言葉も、学生には耳慣れないこともあります。
学生に理解される言葉、仕事により興味を持ってもらえる言葉かけ、美容師としての意識をたかめる伝え方はどんなことなのか? 生徒が就職し、サロンではたらく時に求められることは何か?
サロンワークを経験者だからこそ伝えられることがある。それが自分の役割。と授業プランを見渡し準備しています。
時間の重要性を考える
授業に限らず、様々なことに通じますが、 以前、異業種の方に 「会議で一番重要なことは何か?」を質問したところ、”準備しかない” と言われたことが頭によぎります。
10人× 1時間=10時間 関わる人の数と時間
それだけの時間が、その場に集まっているという認識と感覚をもつこと。そのために無駄な時間にしないための準備が一番大事。
授業も同じ様に、複数の人の時間が集まっていることになります。だからこそ、無駄にはできない。準備をしっかりする。
時間の効率を求められる今、この概念は常に持っていなければならないと感じます。
教えるということは、教える側の学びがとても大きいとも感じます。
新学期。 新たな出会いも楽しみにしつつ、準備します。
Aya Horiguchi
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