髪を乾かす方がよい理由
美容従事者あるあるかもしれないですが、 ジムや温泉、ホテルなどの共用の洗面所で、 気になってしまうことがあります。
他の人のドライヤーのかけ方です。
どんな風に乾かすのか? どこから乾かし始めるのか?
凝視するのは失礼なので、ちらっと見る程度ですが(それでも、怪しまれるかもしれません 笑) つい、気になってしまいます。
近年、高機能ドライヤーが増え、ジムや旅館、 ホテルなどに いわゆる「良いドライヤー」が 設置されていたりします。
ドライヤーの機能が良ければ、そんなに心配することもないですが、やはり使い方は重要だと感じます。
髪の洗い方同様に、髪の乾かし方も、教えてもらったことは無いという方もいらっしゃるかと。
私も美容業に就くまでは、特に教えてもらったことはありませんでした。
髪をいいかげんに乾かすのが 良くない理由
髪の毛を中途半端、雑な感じに乾かすと、傷みやパサつきの原因になることがあります。ほかにも頭皮に悪影響が出ることも。
ドライヤーの当てすぎ → 熱からのダメージ。髪も頭皮も乾燥します。
タオルで、ガシガシと強く拭く → 摩擦でキューティクルが傷んでしまう。
また、濡れたまま寝ると、枕カバーやタオルなどでこすれ、摩擦によりキューティクルを傷めることに!! 寝癖の原因にもなります。
生乾き → 雑菌が繁殖しやすくなり、痒みが出たり、ニオイがきつくなることも。
頭皮が濡れたまま → 頭皮が冷えた状態が続くので、血行が悪くなりやすい。
こういった様々な理由があるので、 髪をドライヤーで適切に乾かしましょう!と 言われるわけです。
ドライヤーで乾かす時に気を付ける ポイント
★事前にタオルドライを丁寧に (ここで水分をとっておくと、ドライヤーをかける時間は短くて済みます)
★髪や頭皮から離して(20センチくらいは離すと良いです)
★全体に温風を行き渡らせる (同じ場所ばかり乾かさないように)
★冷風でオーバーヒートを防ぐ 全体が乾いたら、「クール」にして冷風を当てましょう!
注:襟足付近の根本部分、乾いていないことがあります。ここがきちんと乾かないと、上から重なる髪も湿ってしまうので、特に髪の長い方は、 注意を!
男性で髪が短いからいいや。という方もいらっしゃるかもしれませんが、髪、頭皮のことを考えると、いいかげんに乾かすのはNGですね。
理、美容室で髪を乾かしてもらう時に、どんなふうに乾かすのが適切で効率的なのか?も聴いてみると良いと思います。
美容師さんは、お客様に伝えきれていないことがあるかもしれません。是非、お伝えください!
Aya Horiguchi