仕事道具、修理する?それとも新調する?
仕事の道具は、色々あります。
業種によって様々ですが、 美容師が使う道具といえば、一番はハサミ。
人それぞれにこだわりや愛着があります。
ハサミの場合は、修理というよりも、 日頃のケアと研ぎ、 メンテナンスが大切になります。
自分で修理する?
テレビでみかけたのですが、 フランスのある都市で、家電修理のアドバイスをするビジネスが人気上昇中なのだとか。
ステイホーム中に故障してしまった家電を、自分で修理しようとする人が増えている。 修理に来てもらい、人を家に入れることを警戒してしまうご時世ということもあって、自分でなんとか直せないか?というところから、人気になっているサービスだとか。
家電修理の知識を持つスペシャリストが、オンラインで、状況を確認。 洗濯機やオーブンレンジなどの壊れた箇所を解析し、修理の仕方をアドバイスする。必要な部品があれば、販売するそうです。
(危険を伴う、素人に難しい修理の場合は、専門業者を紹介してもらえるとのこと。)
そんなビジネスがあるのか、という驚きと、 自分で修理するという発想にも驚きました。
修理すればまだ使えるものを活かす。 長く使うということに重きを置く考え方から
"サスティナブル" という言葉が頭に浮かびます。
壊れたら買い替える。という考え方ではなく、 愛着あるものを修理して大事に使う。
昔はみんな、そうだったのだろうなと思いながら、その放送を観ました。
道具を大事に使う
以前、一緒に働いていた後輩が、 更に後輩へ、サロンの掃除について熱く語って (指導して)いたことがあります。
「私たちは、このサロンを使わせてもらっている。綺麗に使い、掃除をしっかりすることで、 お客様をきちんと迎えられる。 長く使えるように、掃除を丁寧にやることが大事!」と。
サロンも備品も自分の道具も長く使える様に。
会社から支給されたもの、与えられている場所だと、自分のものではない。という感覚になりやすいですが、 この後輩の感覚は、とても大切だなと思います。
買うことも、修理するにしても、お金はかかります。
ものを大事に使う、手入れをする、できるだけ長く使えるように気を配る。
物が溢れる今だからこそ、 大事にしたい考え方です。
Aya Horiguchi
https://ayahori1181.wixsite.com/website