髪を伸ばしたくなるきっかけは?いつから長くしてますか?
ロングヘアの方に、 「いつから長くしてますか?」と聞くと、
子供の頃から、とか、若い頃からずっと。と、 返ってくることが、よくあります。
「短くしたこともあるけど、しっくりこなかったから、やっぱりロングにした。」という声も。
どんなに髪が伸びるのが早い人でも、簡単には ロングヘアにはならないですし、長くきれいに キープすることは、なかなか大変なので、きれいなロングヘアの方を見かけると、 「素晴らしい!」と尊敬してしまいます。
文化、習慣の影響で、髪を長くするのは 世界共通?
内モンゴル出身の友人と、髪型の話をした時に、来年あたりに挙式を考えているので髪を伸ばし中だと聞きました。
内モンゴルの結婚式は、昔からの習慣に則って 行うと、数日間のイベントになるそうです。
新婦は、自分の親元から離れて、新郎の家に嫁ぐわけですが、その道中?途中に、新郎一家の ご近所に住む女性に、髪を編んでもらう慣わしがあるとか。
その女性は、介添人とか仲人さんとも違い、 新郎のお母さんが選び、親戚縁者でもなく、 髪を編むのが役割だそうです。
新郎の家に嫁ぐ新婦に、あなたの味方はたくさんいるんだよ、という意味を込めて、 三人目のお母さん、という立場にあたるとか。
聴けばきくほど、他国の文化や習慣て面白いですよね。
話を戻すと、友人もその、内モンゴルならではの結婚式をしたいので、髪を伸ばすのだそうです。
今は、内モンゴルとの行き来も難しいですが、 コロナが落ち着くまでの間に、きれいに、ロングヘアをキープしたいと話していました。
コロナ禍で、日本も結婚式自体が減っているとは言いますが、やはり挙式前に髪を伸ばす、伸ばしたいというお客様は多いです。
そして、式の後、バサッと短くしたい!という オーダーも多いような。 特に普段は短く、式のために伸ばす、という方は、式が終わったら、サクッと切ってしまう潔い方が多いような気がします。
なめられてはいけない!が理由で 伸ばした人も
以前、男性のお客様から、 「大学生の頃、ロングで金髪、ポニーテールを して学校に通っていた。」という話を聞いたことがあります。
お父様の仕事の都合で、海外生活が長く、 スペインの大学に通うことになったそうですが、周りの学生に、"極東アジアからきたらしい"と いじられない、なめられない為に?! とんがっているアピールをしたかったそうです。
当時(30年近く前) そんな日本人は、いなかったそうで、周りからは一目置かれ、友達も早くに出来たとか。(笑)
これはなかなかユニークなパターンです。
色々な理由があってのロングヘア。 あちらこちらにドラマがありそうですね。
Aya Horiguchi