運動を楽しまないことのメリット
なんやかんや9月から始めたので、4か月目ですよ!この辺になってくると体が軽くなったり体力がついたりで「運動が楽しくなってくる」らしいですが、私はこれっぽっちも楽しくないんですけど。
でも、楽しんでないからこそ見えてきたメリットがあるので、今日はそれについて書きたいなと思います。「運動が楽しくない」同志たちのために…
パフォーマンスが上がる
まず、私がジムにバカ高い金払って苦行に行っている理由が「友人の結婚式の余興に向け動ける体にする」という割とはっきりした目標から「身体能力向上」というふんわりした理由に変わっています。
「いつまでに」と「どのくらい」がはっきりしていない目標は達成度が見えにくいぶん、何かとだらだらしがちです。加え、運動が楽しい状態だととりあえずジムに行って楽しく体を動かしてるだけで確実にゴールには向かっているわけですから、別にどのくらいの期間がかかろうとどうでもよくなってしまい…運動強度に対する意識も低くなり…目標達成までのパフォーマンスが超低下してしまう!
一方私は、運動が楽しくないので一日でも多く納得できる理由でサボり、そのくせ1日でも早くジムを解約したくてしょうがないので…その二つを満たすためには、とにかくパフォーマンス向上しかないのです。
プログラム中はトレーナーの動きを全力模倣し、強度を上げ、コンディショニングも行いつつ、ホエイプロテインを摂取する…運動だけでも苦行極みなのにぼこぼこ付属苦行がくっついきてひたすらにつらいですが、こればかりは筋肉と語り合いながらやってくしかないことですし、今頑張らないともっと金と時間を浪費る羽目になるぞと思うと、自然と体が動きます…
「運動すること」が目的にならない
苦行の一番のいいところは、達成へのプロセスがいつのまにか目的になり替わってしまったりサンクコストバイアスがかかったりしないことです!!
もし運動が楽しかったら、とりあえず続けることが目的になったり、ここまで頑張ったんだしあとちょっとやってみようかなって思ったり、しちゃうと思います。何せ、つらくないので。
私は運動することが苦行なので、目的が成り替わることは絶対にありえませんし、目的がブレなければ多少目標がぶれても容易に再設定できます。
もちろん、気分よく結果を出せるならそれが一番いいと思ってます。
中には楽しく10年とか続けていたりする人いらっしゃるようですけど…個人的に10年も続けてた結果が「健やかな人」というのは、結果が出てないのとそんなに変わらない気がしちゃったので…楽しむ空気に流されていつのまにか10年とかにならないというのも、個人的には運動が楽しくないメリットだと思っています。
ちな、上記が運動楽しい教のミサなんですけど、教徒達が高モチベのハイテンションでプログラムに誘ってくれるのは、苦行僧としてはとてもありがたいです。友達がいれば楽しいんだと思う。(友達いない)
課題に意識が向きやすい
楽しくないということはさっさと終わらせたいことなので…完全に仕事と同じ気持ちでジムに通ってます。身体能力向上というプロジェクトがあり、そこに向かって効果的とおもわれるタスクを組んでいくわけですね…。
運動嫌いが課題に合わせてプログラムをこなすことのメリットは
・筋肉(身体)と向き合える
・レベルの低い箇所を補強するので効果が見えやすい
・得意や好きに偏らない
・合法的に負荷の引き算ができる
ことですね、あたりまえですが!!!
最後に記載している「負荷の引き算」ですが、これが意外と重要で…トレーニング中は意図的に負荷を下げなければならない場面もあります。
たとえばですが、重量を上げたとして。もちろんトレーニング負荷はあがりますが、スタジオプログラムだとその重りを使って行うトレーニングは一種類じゃないわけです。
重くしたことでパワートレーニングにはなるかもしれませんが、可動域が狭くなったり、スピードが落ちたり、心拍数が上がらなくなるだけならまだしも、フォームが崩れて効率が落ちたり、身体を痛めたりしたらよけいにトレーニング期間が長引きますね、地獄。
運動嫌いは負荷を下げる英断を喜んで下せますので、トレーニングのせいで分泌されるなんか興奮物質にまどわされてジャンキーになってしまうこともないので、理性的に運動できます。
サボらない前提
上記、運動嫌いのメリットについてたくさん書きましたが、ずるいことしないことが大前提になっています。
私たち運動嫌いは最も効率的な選択をすることができますが、「なるべく労力を費やしたくない」という負の気持ちがちょうどよい冷静さを保たせてくれているからで、一歩間違えるとその負の気持ちに飲まれてしまうのです…
運動嫌いの同志たち!私たちは最高に恵まれています!この恵まれた特性をうまく利用して、効率的に健康的になり、余った時間でたっぷり自堕落しましょう!!!
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