ベスト4 ZETA DIVISON 初戦のリベンジDRX戦 選手の表情に変化も VCT note 2022 #16
おはようございます。HYSです。
やりました。世界のベスト4。VALORANT、いや日本のFPSの歴史においても過去最高の成績。しかも、まだ終わっていません。
日本のZETA DIVISIONが初戦で完敗した韓国のDRXに2-1で勝利。今大会4勝目を挙げ、世界ベスト4以上を確定させました。
深夜にもかかわらず、同接は60万以上。
日本、そして世界中のファンがZETAを後押ししています。
最弱リージョンからダークホース。そして、主人公へ。一体何が起こっているのか。
次戦は世界TOP3を目指し、APACリージョンのPaper Rexと対戦します。
【DRXとのリベンジマッチ】
昨日の対戦相手は初戦で完敗したあのDRX。
前回の試合後に、誰がこの展開を予想できたでしょうか。初戦の緊張感、世界戦の重圧、プレッシャー。選手も口を揃えて、DRXの強さを語っていました。
しかし、その後の活躍は皆さんも知るところ。
昨日の対戦はこの大会でのZETAの成長と確かな対策。選手、コーチ、アナリスト、スタッフ全メンバーの勝利ではないでしょうか。
1マップ目のアイスボックス。
試合開始早々にその場面が訪れます。
画面中央、DRXの選手がスパイクを設置しているシーン。背中には壁を立て、相手には見えないように。更にその後方にはDRXの選手がZETAの選手が来るところを抑えるような配置です。
この後、ZETAのcrow選手とSugarZ3ro選手のアビリティのコンボ奇麗に決まり、最終的には見事crow選手のショックダーツで、爆弾の設置を阻止。
見事ROUNDを取得しています。この後、もう一度、同じような場面もありました。
そして、エリアBではDRXの得意のセットアップもcrow選手のドローンで把握し、阻止。
日本で見せたCR戦のように、相手のやりたいことをさせなかったZETA DIVISION。
しっかりとした対策と選手の調子の良さが伺えるシーンでした。
初戦から観戦している方はこの違いにすぐ気がついたのではないでしょうか。ZETAがDRXの戦略を把握している。
IGLの存在感は大きかった。この試合のMVPは流れを作ったcrow選手ではないかなと思います。
試合後のインタビューで、DRXの強さを認めながらも、しっかり対策ができたことを語ってくれています。
実行した選手たちはもちろんですが、対策をしたコーチアナリストの方々の功績も大きいでしょう。
チームで掴んだ勝利。初戦やられたことをきっちり修正し、選手たちが大会中常々口にしている『自分たちのやりたいこと』ができた試合でした。
【感動から歓喜へ 選手の笑顔】
これまでの試合は終わったあと、思わず涙が出そうになるくらい、いや実際には涙が出てしまったんですが、今回の試合後はただただ嬉しい感情とおめでとうと祝福する気持ちがほとんどでした。
それはNIP戦後のLaz選手のインタビューで魅せた涙、キャスターの方々の涙。古くから彼らの活動を追ってきた、応援してきた方々の想い。海外選手、メディアの応援。
様々な要因があったと思います。
そんな中でも昨日の試合はこれまでとは違ったことが一つ。それは選手の試合中の表情。
特に印象的だったのが、Laz選手。
これまでも彼の感情表現に僕たちの心が揺さぶられてきたんですが、昨日の試合中も笑顔が見られました。彼の『NICE』は今や大会のトレンドにもなっているほど。
特に第3マップのスプリットは有利に試合を運んでいたこともありますが、第2マップの劣勢、第1マップの接戦の中でも、喜びというよりは、心から試合をVALORANTを楽しんでいるように見受けられたんです。
気がついた方も多かったのではないでしょうか。
好きな物を純粋に楽しむ姿。ファンとしては勝つか負けるかどきどきするんですが、今までとは違った表情が見えました。
試合後のDRXへのリスペクトも素敵でした。
DRXが世界で一番だと思っているから、この先負ける気はしないと。
【次戦は4月23(土)5:00~ TOP3をかけて】
あと2つ。これまで意識することは決してなかった。
優勝。
ZETAを最弱という人はいないですし、ダークホースでもない。この大会の主人公。
ZETAの実力は十分にわかったと思います。しかし、世界戦で優勝を狙える機会というのは早々ありません。
トーナメントは運の要素ももちろんある。こんな最高の状況で僕らが応援できる機会が次にいつくるかわかりません。
VALORANTは難しいのかもしれない。でも、応援しましょう。全力で乗っかっていきましょう。
次戦は4月23日(土)5:00~Paper Rex戦。
G2 Esports(ZETAは負けている)を倒した強豪。エージェントピックも注目。
まだまだ見たい。そして、快挙へ。頑張れZETA。#ZETAWIN
HYS