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"得意"を活かして困っている人の役に立てる幸せ

レザーはエイジング、心はアンチエイジング♪
レザーアートクリエイター照下”Bobby”稔(テルシタ”ボビー”ミノル)
手仕事が生み出す”美”と”機能”を兼ね備えた”唯一無二”のレザーアイテムを提供するBobby Art Leather®︎[ボビーアートレザー®︎です。

【得意を活かして困っている人の役に立てる幸せ】

レザーの仕事を続けていく中で、アツく感じることがあります。
それは普段何気なくやっている自分の得意としていることが、少しでも
困っている人の役に立てることに何とも言えない幸せを感じます。

ボビーアートレザー®︎が得意としていることは70’sロックファッションカルチャーの中でも革紐をかがってレザーを繋ぎ合わせていくハンドステッチの手法を活かして現代のファッションに落とし込んで新たにクリエイトしていくといった”伝統”を継承しながら、類い稀なる新しいレザーアートを生み出すところでしょうか。
そういった発信を続けていく中で、時折ダブルステッチという周囲を革紐でかがって仕上げられた財布や革小物の修理のご相談をいただくことがございます。

修理前の様子

【革モノには想い出話が詰まっている】

修理のご相談をいただくたびにいつも思うことがあります。
『故郷を出る時、母がプレゼントしてくれた大切な財布なんです』

『以前家族から父へプレゼントしたキーケースなのですが、革紐がボロボロで・・・』

『当時頑張ってお金を貯めてオーダーした財布なんですが革職人が廃業しちゃってて・・・』

『この財布の価値がわかってもらえる職人に修理してもらいたくて・・・』
などなど・・・これまで修理をさせていただいたお客さま全員が
それぞれ手放せない理由やストーリーを話してくださります。
皆さん、単に財布を修理したいのではなくて、大切な相棒に
再び息を吹き返して欲しいんだろうなぁって思います。

修理中の様子

今回LINE経由で修理とお見積もりのご相談を頂戴しました。
その時添付いただいたウォレットを拝見しながら感じたことは
僕が修理するとか、しないとかは別として
おそらくこの財布はこれまで大切に使い続けてきた”こだわり”の財布なのかもしれない。
革紐さえかがりなおせば、今までのように気兼ねなく使えて
更にワニ革がカッコよく経年変化を遂げて愛着が増しそうな
ロングウォレットになりそうだなぁって感じました。

修理後の様子

ダブルステッチの手法で革紐をかがる手法はハンドメイドでレザークラフトをされてる革職人や革小物作家でしたらプロアマ問わず、この技法マスターしている職人は全国に大勢いると思います。
それにも関わらず、今回ボビーアートレザーに修理のご依頼をいただき心から感謝しています。

周囲をかがり終えた後、ワックス(ラナパー)で磨き上げ
金属パーツも専用のポリッシュで可能な範囲で磨かせていただきました。

数日後お客さまからGoogleマイページに高評価とコメントを頂戴しました。
ご縁を繋いでくれたワニ革のロングウォレットにも感謝です♪

ボビーアートレザーの得意とするレザーワークで、お客様の困りごとの解消に少しでもお役に立てるのでしたら嬉しいです。
まだ日本のどこかでダブルステッチの装飾が擦切れたまま仕方なく使い続けている方も多いと思います。
ボビーアートレザーは修理専門のレザーブランドではありませんが一生モノの財布として頑張って購入した財布にも関わらず
修理したくても断られ続けてモヤモヤながら使い続けている方に少しでもお役に立てる事ができれば幸いです。

▼これまでの財布の修理に関するブログ記事はコチラ▼

>> 修理のご依頼(かがり縫い)

>> かがり縫いロングウォレットの修理

>> ダブルステッチロングウォレットの修理のご依頼

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>> ビフォーアフター♡約2390日の経年変化を遂げた財布との再会

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ボビーアートレザー®︎ 代表クリエイター照下”Bobby”稔
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