動画編集者として「差別化しなければいけないこと」
僕は動画編集を趣味として始めた。最近流行の副業として、お金を稼ぐためにやろうとはあまり考えていなかった。むしろスキルを付ければ後からお仕事もらえるかもな程度だった。
しかし、少し最近どうやったら動画でお金を稼げるのか、将来それだけで生活していけるのだろうかと気になり情報収集をしてみた。するとやはり最近は動画編集者が増えてきていて案件をいただくことが難しくなっているみたいで、他の編集者とは差別化を測っていかなければいけない段階にあるようだ。
結論から言うと、動画編集者として差別化しなければいけないことは、スキルでも対応力でもなく「ビジョン」であると僕は思う。
僕は人にワクワクを与えたい。それが動画を始めた理由であるが、動画編集でお金をもらうということはどうもそういうことではないらしい。本やネットSNS、またはこのnoteでも色々調べたが、案件を受けるに当たって大事なことは「相手の要求に答える能力」だそうだ。それはバイトでもなんでも、仕事をするに当たって当たり前のことだと思うが、それならばお金をもらうための手段として動画編集は地獄だと思った。時間を売ってバイトをしていても、動画を言われた通りに編集して納品することはなんら変わりはないと思った。動画編集は時間も手間も集中力も使うものなので正直相当な労力を使う。これで編集者も増えてきている現状、単価も下がってくるだろう。では動画編集でお金を稼ぐ意味はどこにあるのか。始めはスキルアップのためなど思っていても次第に見失ってしまうだろう。
動画編集者のこの現状を踏まえ、僕の夢から逆算し、動画編集でお金を稼ぐとはどういうことか考えてみた。
僕は日本を含め世界中の綺麗な景色を訪ね、人に会い、それを動画として残し人々にワクワクを与えていきたい。この人々とはこの社会に絶望し、鬱になってしまった人や、自分で自分の見る世界を狭めてしまっている人達である。世界はこんなにも広いのだと伝えたい。置かれている状況で必死に戦うことは素晴らしいことなのだが、疲れた時の逃げ場が必要だと思う。その逃げ場を提供したい。いわゆる「現実逃避」をさせられるくらい圧倒的な動画を作りたい。
これが僕の夢である。
僕が動画でお金を稼ぐというのは、僕の作る動画が与える影響にお金が発生することが理想である。しかし、まだまだ夢物語なのが現状だ。
では夢から逆算し今何をするべきか、案件を受けに行くのか、それとも自分のしたい編集をし、自分が必要だと思うスキルを身に付け、世の中に注目される存在になるか。
もちろん案件を貰いに行くことは経験として必要なことだと思う。だが、僕の掲げている夢には案件的な編集は最優先ではないことが分かる。それよりも、誰もがあっというような感動を与える動画を作れるようになる方が最優先であることは間違いない。
これには全くの正解がない。だから自分の感性を信じその感性を動画で表現するためにスキルを磨くべきだと思っている。これをしていくことで自ずと他の編集者と差別化も図れるだろう。これは完全に自分との戦いである。僕は自分に勝負を挑み続ける。度々訪れる不安とも上手に付き合っていかなければならない。それでもやる。これが僕の信念、ビジョンである。ぶれてはいけない。
その過程としてこのnoteでも時々動画を上げていこうと思うので暖かい目で見守って欲しい。
ではまた✌️