まなびと・10選【9割無料】
読書
リーダーはリーダーである。
つまり、指導者は、「読書」家だという意味だ。
「読書」は、相関関係では、
自分の年収、健康、子供の知的さと関連する。
因果関係は別だが、
少なくとも、取り入れない手はない。
約500年前に活版印刷が普及し、
情報が爆発的に拡散され、多くの人は没頭した。
現代は、SNSが主流だが、
その中でも「読書」は受け継がれている。
マクロでは、「読書」は、時空を超えてくれる。
ミクロでは、「読書」は、映像、感情、
そして知恵を授けてくれる。
現代の主観的な世界から、「読書」の客観的な世界へ。
今日も、「3ページ」、「読書」してみよう。
本に印刷された文字を読むことで、
どれほど、新しい世界を知り、豊かになっただろうか。
本は、1冊の中のわずか「3ページ」で、
読者の人生を変えることができる。
エモーク・ブラッチ
呼吸
ある冬、Tシャツにジャケットで、妻とデートした。
僕は正常と思ったが、妻に「異常」と言われた。
急いでいた。寝ぼけていた。
僕は何が「異常」か、分からなかった。
今では、服への無頓着さは、黙認されている。
「異常」な「呼吸」は、数や様式の逸脱を指す。
赤ちゃんの「呼吸」は、疎通のため。
老人の「呼吸数」は、肺炎の重症度のため。
「呼吸」は意識できるが、無意識なものだ。
自分の「呼吸」は、今、何と言っているか。
自分の「呼吸」に従ってみる。
思考実験としては、面白い。
「異常」でも、一度きりの人生だ。
支えてくれる、妻に感謝している。
常識とは、18歳までに身に着けた、
偏見のコレクションである。
アルベルト・アインシュタイン
悩み
今年、やって良かったことは、「ブログ」だ。
文章を書く、難しさ。
読者の方の、温かさ。
多くを感じ、そして、多くの方と出会えたことが良かった。
時をとばして、1000年後の人々は、
僕たちをどう見るだろうか。
僕たちが、平安時代を振り返るように、
1000年後の人々は、火星に住んでいるかもしれない。
僕たちは、IT、戦争、科学の時代であり、
生活は著しく変わった。
一方で、「悩み」は、全く変わらない。
健康に人間関係、野望にお金。
マズローの欲求段階説のように、
人々の「悩み」は変わらないだろう。
平安人も、未来人も、僕たちも。
同じ「悩み」を持っていると考えると、
歴史が可愛らしくも思える。
未来の火星人にとって、可愛らしげのある、
「ブログ」を残していこうと思う。
人生は、挑戦するか、何もしないかのどちらかだ。
ヘレン・ケラー
予防
小学生の時、顎を5針縫う、「怪我」をした。
学校でつまずき、画板の角で、切ってしまった。
近所の病院で、麻酔、洗浄、縫合してもらった。
30分程度だっただろうが、
僕には3時間程度、非常に長く感じた。
記憶はあいまいだが、両手に物を持っており、
画板を縦に置いていた。
ハインリッヒの法則で、1の大きな「怪我」の裏に、
300の何もない「怪我」がある。
1の「怪我」を振り返って、
今まで、起こらなかった「怪我」を考えてみた。
起こった結果よりも、起こらなかった結果は意識しない。
起こらなかった結果。
それを、どのように身近に感じ、
どのように「予防」するか、が重要だと感じた。
予防は、治療にまさる。
エラスムス
目的
以前、ホノルルからBiki(レンタル自転車)に乗り、
隣町のスターバックスまで移動した。
1時間かけても到着せず、果てしなく、遠い。
現地の方、数名に聞きまくり、
全員が“親切“かつ笑顔で道を教えてくれた。
全く知らない場所で、全く知らない人から、
温まる“親切“をいただいた。
仕事で重要なことは、「目的」を明確にすること考える。
「手段」と「目的」を混同すると、
仕事の需給バランスが乱れてしまう。
そしてリーダーの役割は、
優先順位・プロセス・「目的」の明確化だからだ。
一方で、幸せは「目的」を通さずとも、得られる。
たまたま・偶然・思いがけない出会い。
誰かとの出会いは、壮大な銀河から、
極小の“ほこり“を見つけるくらい、
限りなく奇跡に近い確率だ。
ハワイで温まる“親切“をいただいたように、
「目的」のない“親切“は、誰かを幸せする。
本当の親切とは、
親切にするなどとは考えずに、行われるものだ。
老子
認知行動・経済学
人はバイアスからは逃れられない。
たまたま「認知・行動経済学」の本を読んだ後、“コストコ“に行ってみた。
まず入口で、とんでもなく大きな“カート“を、持たない選択肢はない。
そうすることで、とんでもなく大きな“空間“を、埋める選択肢しかない。
入店直後の10万の電化製品と比べると、
3000円のお菓子セットは、安く感じてしまう、
そして、笑顔で試食を渡され、笑顔で買ってしまう。
「認知行動・経済学」が盛り込まれた、
「認知行動・経済学」の天国、“コストコ“。
カートの枠をみたすまで、購入物が膨張してしまう、“パーキンソンの法則“
最初の数字に影響を受ける、“アンカリング“。
お返ししないと申し訳ない、“返報性の心理“。
他にも、買い物終了後、“選択疲れ“によりジャンクフードを選んでしまう。
会員制の“サンクコスト“を取り戻すために、また“コストコ“に来てしまう。
「認知行動・経済学」には逃れられない。
分かっている。
でも、普段の10倍払うと同時に、普段の100倍楽しむことができた。
幸せとは、好きな時に、好きな人と、好きなことができることだ。
ナシーム・ニコラス・タレブ
夢
「文章」は、個性が出る。
「文章」を書くことが、いかに難しいかは、
ブロガーの方には共感いただけるだろう。
まとまった思考から、まとまった「文章」は生まれる。
過去の偉人達も、「文章」を通して、未来に託してきた。
来年の「夢」は、その電子書籍の出版である。
「医者の思考を、一般の思考に」。
医学的に、“夢“は、睡眠の症状にすぎない。
ひとりで見る“夢“は、ただの夢。
誰かと見る「夢」は、いつかの現実。
シンプルに、「文章」を書くことが、好きだ。
誰かと見る「夢」を、「文章」を通じて、叶えようと思う。
この「文章」を読んでいただき、ありがとう。
どんな偉業も、最初はただの夢にすぎない。
ヘンリー・キャッシンジャー
課題
医師国家試験が終了後、合格発表を待たずして、僕は泣いていた。
嬉しさでも悔しさでもなく、「終わった」と、ただ安堵したからだ。
もう、縛られず、勉強しなくていい。
もう、点数を心配しなくて、勉強しなくていい。
そして「終わった」には、自分や友達への、感謝の気持ちも含まれていた。
実習を含めた、医学部5年生からの2年間は、
勉強に対する向き合い方をじっくり考えた期間だった。
まず、全てが「課題」とは?、から始まる。
「課題」には、「課題」の構造・ボトルネック・矛盾することが、
キーポイントとなることが多い。
当時の僕にとっての「課題」とは、
“無理せず、勉強するには、どうすればよいか?“
僕が考えた結論は、
画像にしてみる、昨日学んだことを説明する、1日1つ学ぶことだった。
今も実行しており、「課題」を十分考えることができる、
環境に恵まれている。
毎日の「終わった」には、充実感と、
自分と家族への感謝の気持ちを感じている。
人は課題を定義するステップを怠り、解決策に飛びつくことが多い。
シーナ・アイエンガー
創造
「祖父」は無口だったが、全て味方してくれていた。
今は亡くなっており、2度と話を聞くことができず、寂しい思いだ。
常に、時代を意識していた「祖父」は、子供だった僕には偉大だった。
「祖父」なら、どう考えるだろうか?
「祖父」なら、どのように行動するだろうか。
別の視点の大切さをくれた、大切な人だ。
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