正中心
こんにちは。
いつもお読みいただきありがとうございます。
先日とっても面白い本を読みました。
『超人荒井義雄の【氣の極み】宇宙無限大の生き方』という本です。
氣を極めることで自分の持っている可能性を引き上げ、
物理法則を超えた自分(真の自分)に目覚めることができるとあります。
いくつかポイントになることを実践してみましたのでシェアしたいと思います。
●呼吸法
呼吸は、7秒で吸い、3秒で止め、7秒で吐くことを基本のようです。
特に3秒で止めることで脳幹が刺激されるようです。
脳幹が刺激されると思考が止まる効果があります。
瞑想とは「無」になることである、とよく言われますが
ひたすら考えないで「無」になり、
「無」になることで全てと一体化していくことと解いています。
瞑想も呼吸と強く関係していることが分かります。
また、呼吸は口からではなく、鼻でするのが良いとのことでした。
口は食べるための機能が主であり、鼻は呼吸することが主機能だからです。
呼吸が整えられると、
余計なことを考えなくなり「今」に意識集中できるような体感があります。
●柔軟性を高める体操
私は昔からめちゃくちゃ身体が硬いのですが、
これは筋肉が錆ていることを意味しているようです。
本来使われるべく筋肉が使われず、癖となり、錆となる。
錆は硬直と歪みを作ってしまうとのことです。
荒井先生は「氣」を取り入れた体操をいくつか紹介しています。
私自身実際にやってみると本当にキツく、、
「こんなに身体が硬くてはダメだな、、」と落ち込むほどでした。
しかし、大事なのは、
一気に柔くしようと考えないで、
身体の硬いところを少しずつ少しずつ「意識」していくこと。
これが肝要だと仰れておりました。
そうすることで次第に柔軟性が向上していくとのことでした。
日々意識して実践して続けていくことに意味がありますね。
●正中心
この本の真髄に、
「心身一如」(心と身体は1つである)という考え方があります。
人の身体は70%が水分であると言われています。
水分=液体であり、液体は流動します。
つまり身体そのものは絶えず流動しており、心も同様に流動します。
また、心は意識そのものであり、
意識は身体の中を流動するエネルギーとも言えます。
言わば、身体の中を流動する意識が「氣」そのものなのであると。
「氣」は腹の中心である「丹田」を中心にスパイラルに流動していて、
丹田を「正中心」と解いています。
正しい呼吸は、正しい姿勢を作ることが必要であり
頭の先から足裏が丹田を通り、一直線で繋がっている姿勢が良いようです。
この一直線を正中線と言います。
正中心と正中線、どちらも欠かせない中心軸になります。
①正しい呼吸を行うこと
②身体を柔軟に保つこと
③中心軸を作ること
以上の3つが氣を高める基本的なことと説明しています。
この3つはとてもシンプルなのですが
実際やってみると簡単にできるものではないことに氣づかされます。
例えば、
・パソコンに向かって座っている時の姿勢
・食事をするときの姿勢
・電車に乗ってい時の立ち姿勢
日常のありとあらゆるところで姿勢を意識する機会があります。
氣がつくと、
・猫背になってしまっていたり
・足ぐみをしていたり
・何かに寄りかかっていたり
正中心からずれることが多いことも分かります。
これも一気に直そうとするのではなく、
気がついたら都度正していく。
この繰り返しで、
新しい「当たり前の状態」を作っていけるんだと思います。
・意識すること。
・氣を向けていくこと。
・続けていくこと。
そうすることで「中心」をより知覚することができ
無限の可能性ある「真の自分」に近づいていけるのだと思います。
何事も継続して実践することが大事ですね。
長くなりましたが
今日もお読みいただきありがとうございました。