東大生になれなかった、すべての人へ
みなさんこんにちは。五反田にあるITベンチャー企業1年目のすながわ(sngwhryk0319)と申します。ただいま絶賛リモートワークで腰を痛めております、運動不足の23歳です。今回はちょっと長めの前置きの後に、淡々とした本文を書いていきます。
まえおき
スポーツ選手は試合でハイパフォーマンスを披露するために、日々トレーニングに励んでいます。
では知識労働者の私を含む皆さんが、仕事でハイパフォーマンスを披露するためには何をすべきでしょうか。
もちろん体調を整えることも大切ですが、知識を身につけるために学ぶことが何より求められるのではないでしょうか。
何かを学ぶための手段は沢山ありますが、読書をすることで、先の成功者たちの知識を効率よくお裾分けしてもらえます。
そうです。この後に綴られるのは読書感想文です。
じゃあ何の本について書くか。
1冊目はこちら↓
記事のタイトルを回収できたでしょうか。無論僕も、東大卒ではありません。ですが大学4年で人生が終わるわけではありません。長く続く人生で、自分なりの財産を積み上げるために、まずはこの本を読みます。
ではさっそく、今回の学び・気づきをつらつらと綴ります。(注:いきなり箇条書きになりますのでご了承ください)
学ぶと考えるはちがう
よく誤解しがちだか。何かの公式やフレームワークに当てはめることと、その公式自体を生み出すことは別物で、前者を「考える」とは言わない。競合に勝ち続けるにあたって必要とされるのは後者の考えることであり、なぜならば学ぶことの優位性は容易に埋められるからだ。
競合に負ける要因は「バカの壁」
例えばある企画で競合とコンペになった時、より多くより良いアイデアを思いついた方が有利であることは明白。そのためには発想を広げる必要があるが、それを妨げるのが「バカの壁」。「壁」とは思考の対象になっている範囲となっていない範囲を隔てるもの、「バカ」とはその壁が見えていない・意識されていないことを意味する。
狭く考えるほど発想は広がる
フレームワークを用いることで、自分の思考を一定の範囲に限定しながら、その「外部」も同時に意識化できる。そうすることで無意識の見落としが減り、より多くより良いアイデアが生まれやすくなる。ただし、ほとんどのフレームワークは不完全。なぜならフレームワークは汎用性が効くように最上流で分けるので、そこから具体に飛ぶ時には論理思考でMECEを意識することが大切。
発想とは「加工した知識」の顕在化
頭から何かを引き出すときに、すでにある知識をそのまま「思い出す」のと、それを「加工」してから思い出すのは別物である。では加工を上手くするにはどうすべきか。加工とはつまり知識と知識の組み合わせであり、それらを結びつきやすくすることが肝心。そのためには、初めて何かを学ぶときにその知識の「成り立ち」まで含めて学ぶことが有効であり、それを助けるのがWHY思考。
また、既に持っている知識を他人に説明することで、再度その成り立ちを検討し直す機会が得られるので有効。いずれにしても「バカの壁」を意識すること。
情報収集の前に結論仮説
ありがちな事柄のひとつに、「とりあえず情報収集」が挙げられる。例えばチームで何かのコンペに向けて、ひとまず情報収集をしたとする。ところがそれぞれの集めてきた情報がバラバラで結局期限までに納得のいくアイデアは生まれなかったということはザラにある。原因はそれぞれが無意識のうちに自分なりの結論を仮説しており、それに基づき情報収集をしているからモレとズレが生じていること。なので先ずは結論仮説を共有し、バカの壁が入らないよう徹底的に論理思考し、それを裏付けるための情報収集をすべきである。
ということで、今回はこれにておしまいです。ありとあらゆる初見物に対して「Why」を持つこと、既にある知識は誰かに共有することを徹底してより多くの知恵を持ち、発想力を高めていきたいと思います。
今後も定期的に本を読んでのアウトプットを投稿していくので、ぜひ覗いてみてください!