ストッパー毒島実写化
「マジで?」と思われた方
大変申し訳ございません。
実写化はしません。
と、言いますのも、わたくし
自分が好きな漫画作品に
勝手に実写化のキャスティングをするのが
趣味でして。
「この役は佐藤浩市さん」とか
「このヒロインは比嘉愛未さんで…」みたいな
今まで誰に発表するでもなく、iPhoneのメモに
書いていた激ヤバ趣味を最近はnoteに
記事にしております。
今回はそんな勝手に実写化キャスティングの
「ストッパー毒島」編です。
「ゴリラーマン」や「BECK」を書かれた
ハロルド作石先生の人気野球漫画ですね。
今みたいにテレビ中継もDAZNも、
YouTubeのパリーグTVなども無かった、
日の当たらない90年代プロ野球の
「パシフィックリーグ」こと通称「パリーグ」に
スポットを当てて、架空の弱小プロ野球チーム
「京浜アスレチックス」がリーグ制覇を目指す
野球漫画となっております。
それでは、キャスティングにいきます。
毒島大広役 竹内涼真さん
本作の主人公。
高校を中退し、受験したプロテストで認められ
ドラフト8位で京浜アスレチックスへ入団。
MAX163キロのストレートと魔球「ブスジマチェンジ」を操る若きリリーフエース毒島大広。
身長193㎝というキャラクターの設定と
見た目のビジュアルのイメージから毒島大広は
竹内涼真さん。
「テセウスの船」「陸王」「下町ロケット」
この若さで、あの日曜劇場での主演や、
主要キャストでの出演の相次ぐ実力派の
竹内さんなら粗野で直情的な大広も演じられるかと。
東京ヴェルディユースに所属していた、
根っからのサッカー少年ですが、高校生で
ユースに所属するその身体能力の高さなら、
野球に転じてもフォームや雰囲気でそれっぽく
見せ、後はCGと撮り方次第でピッチングを
再現する事は可能かと思います。
次。
宮道貴恵役 新木優子さん
本作のヒロインで主人公、毒島大広の幼馴染。
京浜アスレチックスのファンで足繁く球場に
通うプロ野球好きの宮道貴恵。
貴恵ちゃんのツンとした雰囲気と可憐さ、
新木優子さんにお願いしたいですね。
雰囲気は結構近いかなと思います。
次
毒島貴志役 松坂桃李さん
毒島大広の兄で「メジャーでトリプルスリーを達成する逸材」と評されたほどの選手。
高校卒業後マイナーリーグへ入団するが、
交通事故で瀕死の重傷を負う。
自殺も考える程に思い詰めるが、素材を評価した「千葉ロッテマリーンズ」にドラフト3位で
指名され、日本へ帰国。
リハビリによる驚異的な回復を見せ大広の前に
立ち塞がる強打者、毒島貴志。
松坂桃李さんですね、毒島貴志ってなんか
腹の中で何思ってるか分からないタイプの怖い人なんですよね。
言葉で言ってる事と思ってる事が違うというか、
何考えてるか分からないみたいな。
松坂桃李さんならその掴みどころない雰囲気も
表現してくれるかなと思います。
次。
清水良馬役 宮沢氷魚さん
毒島大広と同期入団のドラフト1位選手。
150キロ近いストレートと決め球のフォークボールを操る京浜アスレチックスの若きエース
清水良馬。
作中の大広の友人たちのセリフで「あれが清水か、大広くらいデカいな」というセリフが
あるので竹内涼真さんと並んだ時大きい方が良いなという視点から宮沢氷魚さん。
野球も経験者との事です。
次。
斉木哲也役 井之脇海さん
大広と同期入団のドラフト3位。
「兵庫の精密機械」と呼ばれたほどの制球力と
決め球のスライダーが武器のサイドスロー投手
斉木哲也。
したたかで大広とは憎まれ口を叩き合いながらも親交を深めて、信頼し合う関係になる
人を食った様な性格の関西人という、
キャラクターの斉木に井之脇海さん。
この若さにして世代随一の名バイプレーヤーの
井之脇さんに斉木をお願いしたいですね。
次。
黒田正弘役 松尾諭さん
毒島大広の加入以前の京浜アスレチックスの
ストッパー。
多才な球種に緩急をつけた投球術の技巧派投手
黒田正弘。
お酒好きで練習嫌いの不真面目な選手だったが、
若手に感化され少しずつ真面目に練習に
取り組む様になる黒田に松尾諭さん。
次。
牧司郎役 角田晃広さん(東京03)
投手コーチ兼任のベテラン投手。
ただしコーチとしての腕前は怪しく、彼の指導で球界を去る選手は多い、牧司郎。
投手陣からの信頼が薄いのに張り切って指導を
する報われない投手コーチ役に東京03のメンバーの角田晃広さん。
原作以上のキャラクターを作り上げそうですね。
次。
陳文治役 尾上寛之さん
京浜アスレチックスで10勝を挙げたエース。
日本人ガールフレンド達から日本語を教わった為、女性の言葉遣いで話す台湾人投手、陳文治。
「アンナチュラル」での怪演が鮮烈だった
尾上寛之さんに胡散臭い言葉遣いで話す陳を
演じて頂きたい。
次。
暮海明夫役 村上淳さん
京浜アスレチックスのかつてのエース。
通算199勝で怪我から復帰し、200勝目を目指すベテラン投手の暮海明夫。
毒島も尊敬する京浜アスレチックスのレジェンド投手に村上淳さん。
暮海の200勝目と毒島の1セーブ目が掛かった
オリックス戦は名場面の1つです。
次。
ウェイク国吉役 満島真之介さん
成績不振で1軍から落とされた毒島が2軍にて
出会う、肩の脱臼壁を持つ京浜アスレチックスの外野手ウェイク国吉。
ビジュアルのイメージと熱くも報われない
ウェイクのキャラクターから満島真之介さん。
ピッタリかと思いますね、2軍時代の仲間と
また一緒に野球がしたいという思い一心で
魔球を身につけて1軍にカムバックしてくる
熱いキャラです。
次。
佐世保仁役 高良健吾さん
京浜アスレチックスの2軍選手。
チャンスに強い打撃が売りの頭脳派捕手だが
ケガに泣かされ2軍暮らしが続く、佐世保仁。
「ひゃくはち」で超高校級スラッガーを演じられていた高良健吾さんに佐世保を。
ダブルヘッダーの千葉ロッテ戦1戦目の
見開きの逆転ホームランは余りにも有名な
名シーンですね。
次。
三条洋二役 浜野謙太さん
京浜アスレチックスの内野手で、1軍監督と
守備理論で揉めて2軍に幽閉されている選手。
野球センス抜群で「真っ先にメジャーに行くべき」と評されるほど圧倒的な守備力を誇る天才
三条洋二。
ビジュアルのイメージから浜野謙太さん。
なんかヘラヘラしてるけど、この人凄いな
というのが三条というキャラクターと
フェスで見た「在日ファンク」の浜野謙太さんとで重なる部分がありました。
演技もお上手ですので。
次。
火野勝役 柄本時生さん
京浜アスレチックスの内野手で、その抜けた
顔つきから早々に1軍の戦力構想から外され、
2軍に落とされた、天性のホームランアーチスト
火野勝。
柄本時生さんですね。
「んあぁ」が口癖のアスレチックスの
打の中心選手で、人気の高いキャラクターです。
個性的な役柄ですが、柄本時生さんなら
イメージにも合うかと思います。
次。
川岸大介役 アタック西本さん(ジェラードン)
京浜アスレチックスの野手で当時のドラフト制度、逆指名を使って入団した選手。
甘い球は打てないが、厳しいコースに攻められたボールはスタンドまで運ぶ未知の大砲の
川岸大介。
お笑いトリオ、ジェラードンのアタック西本さんを川岸役に推します。
ビジュアルのイメージからのキャスティングですね、コントでの演技を見てもなんら問題は
無いと思います。
次。
本上博史役 若葉竜也さん
京浜アスレチックスの外野手で毒島達が指名された翌年のドラフトで2位指名の社会人卒の選手。
走攻守三拍子揃ったアスレチックスの
リードオフマンで熊本最大の暴走族の元リーダー
本上博史。
ガッツ溢れる本上には若葉竜也さん。
専門性の高い、純日本映画を支える実力派俳優の若葉竜也さんにお願いしたいです。
次。
小野寺学役 醍醐虎太郎さん
京浜アスレチックスの内野手で毒島達が指名された翌年のドラフトで1位指名された高卒選手。
名門外木場学園を全国優勝に導いた花形選手で
新人離れしたグラブ捌きと俊足が売り。
1年目から1軍での出場機会を得る、小野寺学。
舞台「千と千尋の神隠し」や「シガテラ」など
話題作に出演の醍醐虎太郎さんに人気選手の
小野寺学をお願いしたいです。
次。
加瀬英二役 安田顕さん
トレードにて古巣である京浜アスレチックスに
引き戻された、元「ミスターアスレチックス」
加瀬英二。
6年連続打率3割をマークし、ケガをするまでは
4割を打つのは加瀬しかいないと言われた程の
打撃の天才。
しかし、女優、女子アナ、クラブホステスなど
数多くの女性と浮き名を流す好色家で、
その度重なる女性問題から1軍監督に嫌われて
チーム放出された過去を持つ、チームリーダー
加瀬英二役に安田顕さん。
加瀬が僕は1番好きなキャラクターでして、
「加瀬さん、ヘルニアは大丈夫なんですか?」と黒田に聞かれるシーンでの「ヤバいんだ、
最近はセックスもままならない」のセリフを
ヤスケンさんから聞きたいんですよね。
みんなの兄貴分としてチームをまとめる、
素晴らしい選手なんですけどね。
次。
三木監督 橋爪功さん
京浜アスレチックスの2軍監督で、後に
チームの立て直しの為1軍監督を任される
名将、三木源三郎。
毒島大広が2軍に落とされた先で出会う監督。
個性豊かな2軍の選手を率いて2軍のイースタンリーグを独走で優勝するほどの辣腕指導者。
度々試合中に鼻ちょうちんを膨らませ眠りについている姿から「恍惚の人」と呼ばれるベテラン
監督三木に橋爪功さん。
キャリア的にも実力的にも超が付く程の
大物俳優さんですが、イメージばっちりなので
是非、橋爪功さんに、名将三木源三郎役を
お願いしたいです。
次。
小暮スカウト役 岸部一徳さん
京浜アスレチックスのチーフスカウトを担当する、外様の風来坊スカウト、小暮。
毒島大広や、清水良馬なども彼に見出され、
素材を見抜く審美眼と懐に入る交渉術は
他球団の幹部も一目置いているほど。
しかし外様ゆえにアスレチックスの幹部からの
信頼は非常に薄く、発言権がほとんどないという悲しい役回りに岸部一徳さん。
不気味だが実力者という底の見えないキャラクター性と岸部一徳さんの纏う雰囲気が非常に
マッチするかと。
次。
片平監督 生瀬勝久さん
三木源三郎が就任する前の京浜アスレチックスの
1軍監督だった片平監督。
チーム方針として守りの野球を提唱するが、
三条を2軍に幽閉するなどにも見られる様に
めちゃくちゃな采配をする監督。
更に好き嫌いで選手を動かす為、人としての
信頼も薄く、チームを勝たせる事も出来ない
最悪の監督、片平役に生瀬勝久さん。
コメディの達人、生瀬勝久さん。
「リーガルハイ」の三木長一郎役のあの
嫌味でプライドの高いキャラクターに
片平監督に近いものを感じますね。
次。
チックくん役 堤真一さん
京浜アスレチックスの球団キャラクターで
リーグ最低の不人気マスコットのチックくん。
チックくんの中身は怪我で現役を引退した
元一流投手の三宅選手という事になっており、
投手陣はチックくんを「三宅さん」と呼んで
慕い、指導を仰ぐ。
こんな日本を代表する一流俳優に被り物させる
ありえないキャスティングですが、
漫画読んでる時の脳内で再生される声の重厚感と着ぐるみから溢れ出る存在感があるなと思い
堤真一さんにお願いしたいです。
以上です。
弱小チームが優勝を目指すというストーリーは
高校野球を題材にした漫画などではあるあるの
展開ですが、これを90年代のプロ野球で
やってるというのが非常に味のある作品ですよね。
イチロー選手や松井稼頭央選手など実在の
当時のパリーグの選手達も多数出演してます。
1988年の川崎球場での10.19を
オマージュした展開なんかもありますので、
その時代のプロ野球が好きで観ていた世代の方
なんかへのプレゼントで全巻渡すなんてのも
良いかもわからないですね。
野球好きの方は勿論、そうでない方も
サクセスストーリーとして楽しめますので
是非読んでみてください。
昔の作品ではありますが、間違いなく
野球漫画史上、屈指の名作ですので。
駄文、長文にお付き合い頂き、
ありがとうございました。