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ストレスの話① 体のストレス反応を分解してみる

あなたは今ストレスを感じていますか?

YESなら、ストレスは何でしょうか?

私は、今のところロックダウンの生活かなぁ笑(全然元気にしています!)

現在の状況はちょっとストレスがたまりがちな生活ですよね!

でも、そもそもストレスって何でしょうか?

今日から数回に分けてストレスについて書いてみようと思います。

1回目は、「体のストレス反応を分解」してよりストレスを理解する試みです。

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ストレスの原因となる刺激「ストレッサー」

日々、色々なストレスがあると思いますが

こういったストレスの原因となる刺激のことを「ストレッサー」と呼びます。

ストレッサーには

「仕事が忙しすぎる」「将来への不安」「家族の心配」など

どうしても精神的(心理的)なストレスを思い浮かべがちだと思いますが

それ以外にもストレッサーは存在します。

▷ 物理的ストレッサー(寒冷、騒音、放射線など)
▷ 科学的ストレッサー(公害物質、薬物など)
▷ 生物的ストレッサー(炎症、感染など)
▷ 心理的ストレッサー(怒り、不安など)

などのように分類されます。

例えば、

A: ひどい腰痛(炎症)がある
B: 仕事が忙しすぎる
C: ひどい騒音

体にとってA、B、Cどれも

ストレッサーが存在する=ストレス反応を起こす

つまり、体はどんな種類のストレッサーかを差別せずに同じ反応するのです。

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知らないところで起こっているストレス反応

精神的・心理的ストレスは自覚されていることが多く、

何がストレッサーかわかることが多いと思います。(嫌な上司とかね!)

けれど見逃されがちなのが生物的ストレッサーではないかと思うのです。

特に体の中で起こっている炎症・感染症

自覚症状がなかったり気づかないことも多いと思います。

例えば、

食品過敏・アレルギー
ピロリ菌の増殖

が実はストレス反応を引き起こしている

なんて普段考えないですよね。

見逃してしまいがちですが、ストレスを考える時にこれは

とても大事なポイントだと思います。

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ストレス反応

では ストレッサー(ストレスがあると刺激)があると

体はどのように反応するのでしょうか?

ストレッサー

脳(自律神経)

副腎皮質

アドレナリン

アドレナリンが血糖値と血圧をあげてサバイバルモードに入ります。

そしてもう一つ

ストレッサー

脳(視床・下垂体)

副腎皮質

コルチゾール
これをHPA軸と言います

体はストレスから防御するため

コルチゾールというホルモンを副腎皮質から出します。

ストレスホルモンって何だか悪者みたいに呼ばれますが

コルチゾールはストレスから体を守るために出されるので

本当は「ストレス対抗ホルモン」です。

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サバイバルモードON

コルチゾールは

血圧・血糖値をあげると同時に

炎症を抑え、免疫を下げ、生殖機能を低下させます。

体は優先順位を決めるのです。

「生死がかかってんだから必要最低限!」

そしていつでも走り出せる戦闘OKのサバイバルモードに入ります。

本当に生死がかかった場では、このような機能が私たちを守るのです。

ただ、幸い熊や狼に襲われることも少なくなり、

(オーストラリアではクロコダイルとサメですが)

ストレッサーから送られる戦闘・サバイバルモードの度合いを下げてもらってもいいよ

と思いがちですが、体は常に最悪な状況を想定してそこからのサバイバルをはかります。

上司に怒られても体はこのモードに入ってしまいます。

短期間、このようなスイッチが入っちゃった状態になっても

安全が確認されると体は元に戻ります。

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まとめ

✅ ストレスの原因となる刺激をストレッサーと呼ぶ
✅ ストレッサーには色々な種類がある
✅ 体はどのストレッサーでも同じストレス反応をする
✅ 自覚症状がないところでストレス反応を起こしていることがある
✅ ストレス反応で体はアドレナリンとコルチゾールというホルモンをだす
✅ アドレナリンは血圧と血糖値をあげる
✅ コルチゾールは血圧・血糖値上昇、免疫低下、抗炎症、生殖機能を低下させる
✅ ストレス反応はサバイバルモードがONの状態

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最後に

今回はストレス反応を分解して

ストレスを理解する

でした。

ちょっと中途半端ですが

長くなっちゃうので

今日はここまでです。


サバイバルモードの

ON・OFFが上手くいかない、

ストレッサーに長期間さらされる

などの問題について

次回は、ストレス反応がうまく機能しなくなったら

というお話をしようと思います

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