植物に癒されます3:観葉植物でハッピーに!
オーストラリアの東海岸では今週大雨が続き洪水が起こるなど災害が起きています。
世界の動きも不安定だし
雨ばかりだと散歩も行けないし
気持ちもどよ〜んとしがちです。
私が暗くなっても世の中が平和になるわけではないので、いかんいかんと思っても
どうしても気持ちが影響されてしまう時ってありますよね。
そういときは私は切り替える方法をいくつか用意してあるのですが
最近の気分転換はもっぱらガーデニングです。
もはや「植中毒」
小さな1LDKのアパートには
置く場所がなくなってきた植物が溢れ、ジャングルのよう 笑
気がつけば50種類以上の植物と暮らしています。
そして、これは私だけに限ったことではありません。
私の周りでもこの現象は続出しており、
Plant Life Balance2020年のレポートによると
過去12ヶ月オーストラリアでは5人に2人が植物を買ったと言われています。
植物の健康への影響
自然や植物が私たちのメンタルや健康に良いということはみなさん周知のことと思います。
森林浴をすると元気になる!って経験した方も多いのではないでしょうか?(森林浴って英語に翻訳できな美しい日本語としてよく紹介されています)
1984年にエドワード ウィルソンが提唱した「Biophilia」と呼ばれる仮説があります。
直訳すると「生き物への(生命)愛」で
人は先天的に自然や他の生き物とのつながりを求める傾向がある
という考え方です。
そして私たちが自然や植物を求めるのには理由がありそうです。
シドニー工科大学が、観葉植物を育てる人の気分を測定し、メンタルへの影響を示すという研究をしています。それによると植物を育てることにより
緊張感や不安:37%減少
鬱:58%減少
怒りや憤り:44%減少
という結果が出ています。
すごいですよね!下手な薬より効果があるような。
またPlant Life Balance代表のメルボルン大学のDOMINIQUE HES教授は
部屋の中に5つ以上の植物があると人々は幸せを感じ健康になる
と言われています。
植物を育てることで幸福を感じるのは人それぞれかもしれませんが
メンタルへのポジティブな影響はかなり期待できそうですよね。
ちなみに私はめっちゃ幸福感をいただいています。
また、Plant Life Balanceレポートによると
中型サイズの植物が1つ普通サイズの部屋にあるだけで25%以上空気が浄化される
と書かれています。
置くだけで、室内の空気汚染も減るのです!
客観的に見ても、植物がお部屋にあるだけで心身に良いと想像できますよね。
育てたいけど自信がない人へ:簡単ケアの植物を選ぶ
もしよければ、初心者向けへのポイントを書いた記事もどうぞ!
Life Plant Balanceでは、
40%以上の人は水やりのタイミングがわからない
27%がどうして植物を枯らしてしまったかわからない
植物は育ててみたいけど、ちょっと自信がないって人が多そうです。
そこで、LPBは「メインテナンスがあまりいらない植物」を提案しています。
私もこれ賛成です。
よく見かける観葉植物、ポトスとかゴムの木は
とても強くてなかなか枯れない!
観葉植物はインテリアの為にって人も多いと思うのですが「見た目が好き」プラス、まずはケアしやすい初心者OKな植物を選ぶことをお勧めします。
オリズルランやカネノナルキもめちゃくちゃ丈夫です。
多肉植物やサボテン、水耕栽培ってのも手かもしれません。
どちらもサボテンですが、左はハンギングにもできるし、右は1メートル以上ある木のようなサボテンもあります。
前回の記事もよろしければチェックして見てくださいね。
植物を育てるにあたり、植物のことを知ることはもちろんなのですが
自分自身のこともよくわかってきます。
生き物を育てることは責任がかかることから
生きがいと自信へも繋がります。
是非是非、簡単な植物から気負わずに育てて見てください。
最後に
人にとって「一番見えやすい色」が「緑色」です。
「目に優しい」色だと言われているのはそのためですが
部屋に緑があるだけで気分も落ち着き心にも優しいです。
植物は鎮静作用だけでなく、疲労回復など私たちのエネルギーを活性化することもできるとも言われています。
私たちにとって植物の存在そのものが「元気の素」のようです。
普段メディカルハーブで植物を主に内服することによりその恩恵をいただいていますが
最近では植物と一緒に生活をすることにも癒しをもらっています。
大好きなジグゾーパズルももちろん植物
「植中毒」感染要注意です!
参考
https://home.greenerspacesbetterplaces.com.au/wp-content/uploads/2019/12/PLB_Trend_Report_2020.pdf
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