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体の柔軟性と緩むメカニズム

オーストラリアに来てから、いつも「すごい!」と言われることがあります。(自慢 笑)

それは。。。

ヤンキース座り(う*こ座りとも)ができることです。

な~んだ、って思いますよね。

でもオーストラリアで何気なくヤンキー座りをしてると、必ず関心されますよ笑

実は、あの独特なスクワット姿勢をできない人は海外では多いのです。

あの姿勢をするためには、柔軟性がいります。

日本では畳(床)に座ったり、和式のトイレなどもあり

生活習慣により、特に下半身の柔軟性が子供の頃から高めているのだと思います。

確かに椅子に座ったりして、足をあのように曲げないでよい生活ならあの姿勢は必要ないですもんね。

体って面白いですよね。
使わないと硬くなると顕著に現れているなぁと思います。

生活習慣も影響しますが、もちろん筋力の低下や組織が劣化など体は硬くなります。

今日は体の柔軟性について、そして緩めることについて書いてみようと思います。

体の柔軟性とは


体の柔軟性は、筋肉や腱が伸びる能力で、関節が痛みや制限がなく自由に動かせるかでも計られます。

柔軟性は人によりますが、ある程度の柔軟性は健康を維持するために必須です。

どうして柔軟性が大切か


柔軟性をキープ、もしくは高めることでどんな嬉しいことがあるのでしょうか?

▷ 血流が良くなる

血流が良くなるということは、酸素や栄養も届き、代謝・解毒もスムースに行われます。そこから疲労回復や体の機能が全体を通して良くなることが考えられます。

▷ 怪我の予防にもなる

柔軟性が高まると身体的ストレスにも耐えやすくなり、体のコーディネーションも高まり体をうごがしている時の怪我が減ると言われています。

▷ 痛みが減る

筋肉がリラックスできると痛みが和らぐと言われています。肩こりとか腰痛などなど。

▷ 姿勢が良くなる

正しい姿勢でキープできるようになり、姿勢の移動もスムーズになり、バランスが良くなります。

▷ 心にも良い影響

体が緩まると心の緊張も緩みます。(反対も!)


などでしょうか。

「体が硬くなりすぎるとどうなるか」はこの反対と考えられますよね。

どうして体は硬くなる?

体を緩めるためにも、はじめに、どうして硬くなるかを考えてみようかと思います。

1)使わない(萎縮)

先に挙げたように、生活習慣や、運動不足など筋肉を動かさない・使わないため筋肉が萎縮して硬くなります。

2)使いすぎる(緊張)

反対に、使いすぎて筋肉疲労による緊張が高まると硬くなります。ストレスによるものなど想像できますよね。

肩こりの原因の一つでもあります。

3)怪我や病気

病気やスポーツなどで痛めた関節や靭帯など後遺症により硬くなったりします。

4)加齢

歳とともに関節の可動範囲が少しずつ狭くなってきます。

平均して70歳には25−30%全体の柔軟性が減ると言われています。

色々と理由が考えられますが、以下のようなことが挙げられます。

コラーゲン繊維の変化のため、関節周りの腱が固くなるから
弾力を与えるエラスチンが減るため
関節(軟骨や靭帯など)が歳とともに消耗

大事なこは、

アクティブであることである程度予防できる!

「歳だから」と諦めてはダメですよ~!

緩めるメカニズム

緩めるメカニズムを考えながら、硬くなってしまった体を緩めるためにできることを考えてみました。

▷ 副交感神経が優位の時

体は副交感神経が優位な時に緩みます。
ストレスを感じている時は、神経だけでなく筋肉も「緊張」しています。

副交感神経が優位な時は、リラックスしている時です。

リラックスタイムを作って(自分の好きな趣味、アロマ、瞑想、お風呂などなど)自律神経を整えて行きましょう!

▷ アクティブであること

同じ姿勢(特に座りっぱなし要注意!)ばかりだと筋肉の萎縮と緊張、どちらの原因にもなります。

日頃から体を動かすことを心がけたいですよね。

トイレも和式を選んでみるとか、掃除でも散歩でもなんでもOK。

できれば、ストレッチやマッサージなど取り入れましょう!

▷ ミネラル、マグネシウム&カルシウムのバランス

筋肉を動かす時、私たちは二つのミネラルに頼っています。

筋肉収縮にカルシウム、筋肉弛緩にマグネシウム

マグネシウム不足やマグネシウムの働きがブロックされた時では筋肉はリラックスできません。

「足がつった」経験があるかと思います。

特に運動中・後、もしくは夏場に汗をかいてマグネシウムが体外にでるとこういった症状が出やすいです。

マグネシウムは、多くの人にとって一番と言っても過言でないくらい不足しがちなミネラルです。

そして今気づいたのですが、こんな大事なミネラルのことを私は記事にしていない!(ショック)

ちょっと凝ってるなぁ、ストレス溜まっているなぁという時は特にマグネシウムを意識してみましょう。

海藻類、魚介類、野菜などに含まれますが食事から十分な量を取れない人は多いです。

サプリなら酸化マグネシウムは避け、できるだけ吸収が良い良質なものを選ぶことをお勧めします。

最後に

最近体の柔軟性をキープすることって大事だよなぁとつくづく感いています。

憧れは村上春樹さんの小説に出てくるような入念なストレッチをストイックに行う人ですが、面倒臭がり屋で飽き性な私は続けることを第一に、朝10分ちょっとのストレッチを取り入れてめっちゃ緩めにやってます。

今は動画など情報もたくさんあり、うちで手軽にできるのはありがたいですよね。

在宅ワークなどもあり、気がつけば座りっぱなし、なんて人も(私を含めて)多いと思います。

そんな時、ちょっとの休憩にストレッチしてみるのも良いかもしれません。







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