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果物には食べ方があった!

健康に良いと果物は1日200g程度食べることを厚生労働省は推奨しています。

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https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0326-10l-008.pdf

しかし、最近の果物は甘いものが多いため取りすぎに注意しましょう
と言及しています。

果物には、ビタミン、ミネラル、植物繊維などが豊富に含まれていておいしいので健康によいといったイメージがかなり強く、そう信じられているようです。よく病院へ持って行かれる方もいました。

実は、果物の効果は食べ方によるのです。

果物に含まれる果糖は、AGEs(終末糖化産物)を極めて生じやすいのです。
果糖は、小腸から吸収されると肝臓に移動して、そこで中性脂肪として蓄えられるのです。血糖値はあまり上がらないのですが、脂肪ですので太りやすくなるというわけです。
果糖は、AGEs を生成しやすいので、はやく中性脂肪に変えておこうとするのでしょう。摂取した果糖は、全てが中性脂肪に変えられずに血液中にも入ります。血液中に入った果糖はAGEsを生成して体に多くの障害をもたらすのです。

現代の果物は品種改良されていて以前にくらべ、多くは糖度が高すぎます。いちごなどは果物と思えないほど大きくて甘みが強いです。残念ながら現代の果物は、本来の果物から遠ざかってしまっているようです。

そうはいっても、適切な果物にはそれなりの価値があります。その価値を得るには、果物の正しい食べ方を守ることが必要です。

多くの方が、果物というとデザートとして食べているのではないでしょうか?

私も、昔からそうでした。この果物の食べ方を知って驚きました。まさに良くないことをしていたのです。

1)果物は新鮮で熟したものをそれだけで食べる。
 きちんとした方法で、本物の果物であれば、その新鮮さが体に良い影響を与えるのです。果物は体の中に残っている毒となる残留物質を洗い流してくれます。ペットボトルの水、水道の水では果物のような効果は期待できません。
濃縮還元ジュースは体に良いと好まれていますが、なんの役にも立たないのです。胃の中で、酢とアルコールに変わってしまうために体に負担をかけます。

2)果物は胃が空っぽの時、すなわちお腹が空いている時に食べる。けしてデザートとして食べてはいけない。               
果物の本当の価値は、胃が空の状態で食べた時に限られます。そうでないときに食べると、胃の中で果物は停滞して、果物の糖が発酵して胃の中の他の食べ物の消化も邪魔してしまいます。
組み合わせが悪い食べ方をすると、食べ物は少なくとも8時間は胃の中に留まっています。ですので、少なくとも果物を食べるときは、食後、最低でも8時間は間を空けるくらいの気持ちでいた方が良いでしょう。

3)果物を食べた後に果物以外を食べるときは、30分以上経過してから食べることです。そうすれば、胃に負担をかけずに、食べ物をきちんと消化・吸収できるのです。

私達は、何を食べるか、いつ食べるか、などの「正しい食べ方の原則」を知って、その通りに実施することで人間としてのエネルギを大きく発揮して健康で長寿を全うできるのです。簡単にいうと自然に従った生き方をすることです。

そのようにして自然界と調和した生き方をして、毎日を生きていられることを感謝することで本来の幸せな人生を全うできるのではないでしょうか?


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