このまま糖質を摂り続けると!!
このまま糖質を摂り続けるとどうなるかについてに関してお話しします。
健康でエネルギッシュに生きるのに必要な条件は、
・糖質を控える
・健康的な脂質である「良いアブラ」を摂る
の2つです。
この糖質に関して考えてみましょう。
現代では、ほとんどの方は、糖質を摂りすぎています。
いつでも欲しいときに食べられて飽食の時代と言われています。
食事の回数も、種類も、量も増えています。
スイーツなどの甘い嗜好品はいつも私たちを
甘い誘惑で誘ってきます。
これまでにない大量の糖質を摂ってしまう生活になっています。
健康でエネルギッシュに生きていた1万年前の人類が摂っていた糖質は
どのくらいだと思いますか?
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1年間で小さじ22杯程度だそうです。
では、現代はどうでしょうか?
なんと1年間で小さじ210000杯だそうです。
このような状況ですので、体に良いわけがないです。
現在では、糖質は体に多くの害を与えていることが分かっています。
1番の問題は、インスリンのスパークです。
糖質が体に入るとインスリンが分泌されて
糖質が分解されてできたグルコースを体の隅々の細胞に運ぶのです。
このために血糖値が急に上がります。
その後、血糖値が急激に下がるのです。
この血糖値が下がることで、
「糖質を摂りたい」
という飢餓感が激しくなって、
食欲のコントロールができなくなります。
糖質は頭が疲れたら摂ると良いと言われてきましたが、
脳の栄養は、糖質に依存するグルコースだけではありません。
脂質から作られる脂肪酸も栄養になります。
糖質に偏ったエネルギーの取得はかえって脳の機能を落とします。
糖質をたくさん摂っている人の脳のCTスキャンを見ると
機能していない部分があるそうです。
怖いですね!
発達障害などの障害にも関連しているようです。
次に、糖質は腸内細菌のバランスを崩します。
糖質は腸内の悪玉菌を増やし、
さらにもっと糖質を摂るように体に仕向けるような物質を作って
糖質が食べたくなるようにします。
糖質を摂れば摂るだけまた糖質が欲しくなるという
とんでもないサイクルが働き出すのです。
ダイエットがなかなか成功しない原因にも
なっていますね!!
私たちが食べる糖質の中でも
お米や小麦などの炭水化物は、
微量栄養素が不足しています。
ですから炭水化物をいくら食べても、
体は栄養素が不足していると認識してしまい
食べる量が増えてしまうのです。
糖質はタンパク質と結合して、AGE(終末糖化産物)という極めて悪い物質に変化してしまうのです。
糖質が多すぎる生活を送っていると
糖質が有り余った状態になります。
それらの糖質が体の中でタンパク質と結合して
体温で温められてAGEというとんでもない
厄介者になります。
このAGEは細胞を破壊して炎症を引き起こすのです。
この炎症があらゆる病気の引き金になるのです。