ふすま職人春原さんのお仕事見学


こんにちは!
今日は、大変貴重なお仕事見学をしたお話をみなさんに聞いていただきたいです✨

研究所のお家の茶室に新しくふすま入れることになりました🌟
そこで、ふすま職人の春原さん(すのはらさん)のお仕事を見学しました! 

そもそも、春原さんとは。。。
以下、大田区伝統工芸発展の会ホームページより抜粋。(https://ota-crafts.com/kougeiten2-craftsman2/

「掛け軸、屏風、額装、襖(ふすま)、障子はりなど新規製作や修復を手掛ける。
15歳で弟子入りしてから半世紀以上。

東京都伝統工芸士。大田区伝統工芸士。
厚労省『現代の名工』など受賞は数多い。
2018年5月には黄綬褒章受章。

とにかくすごいお方なのです!それでいて大変謙虚かつ、物腰柔らかな素敵な方です✨やわらかでやさしい印象は、出来上がったふすまにも表れていました。

春原さんが茶室に来て作業する工程は全部で3回。そのうち、今回は2回目の工程のお仕事見学をしました。

見学させていただいたのは
①3枚のふすまをお家の大きさに合わせて削る(ちなみに。。。このふすまの下紙貼りは手漉き和紙を何枚も重ねてふんわりさせているのです!実際見てみると、ほわほわしていてやわらか〜い印象です。)
②後々つける、ひょうたんと千鳥の引き手の位置調整
などなどです!

①の段階では、家にあわせてふすまの微調整を行なってくださいました。自身の五感を頼りに、微調整する姿は、まさに職人技!!

お家に合わせてふすまを調整している場面


かんなで削って微調整♪
とってもいい音が出るんですよ✨
ASMRにしたいくらいです😻
引き手をつける場所を調整中 
真剣な眼差しがカッコいい✨


また、使う道具は全て手入れが行き届いていました。自身の周りのものを「愛でる」姿勢の大切さに改めて気づきました。

こちらが春原さんのお道具。


お読みいただきありがとうございました✨

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