「スペ(自閉スペクトラム症)」の大流行から考える、人が、社会が、麻痺する構造。
なぜ「ヘラルボニー」という会社を経営しているのか。
ぼんやりと考えていたときに、中学校時代の嫌な記憶が蘇ってきて「これはメモメモ」と思い、先ほどツイートした。
そう、そうなのである。中学校時代、
「スペ(自閉スペクトラム症の略称)」
が大流行したのだ。それは自閉症スペクトラムを省略した蔑称だ。私たち双子の4歳上の兄はまさに「スペ(自閉スペクトラム症の略称)」と定義される存在なのである。
福祉に関わることに積極的な家族だった。小学校時代、休みの日には決まって、福祉関係の集