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読書log|育てにくい子にはわけがある 感覚統合が教えてくれたもの|木村順著

わが家の年少長男。生まれてこの方、ずっと繊細。
自分を取り巻くものが、他の人よりずっと気になるんだろうな、と無知な私はぼんやり捉えていたのですが、最近知ったワード『感覚統合』。
これ!これ息子だ!!と当てはまることが多すぎて、また別の本も買って今読んでいます。

感覚統合とは、「脳に流れ込んでくる様々な感覚情報を交通整理する、脳のはたらき」のこと。

そして、感覚情報が脳の中で適切に交通整理されることで、適応行動(目的に応じた行動、その場に合った行動)ができる。

そもそも、『感覚』と聞くと、一般的な五感を思い浮かべるけれども、『触覚、固有覚、平衡感覚』という無意識・無自覚に使っている感覚がある。
これら三つの感覚を知り、その感覚が上手く交通整理されない時に、どんな状態像になって現れるかを学ぶことで、「育てにくい」子どもたちの背景が見えてきやすくなる。

参考になりすぎて本が付箋まみれ!
まだ読んだことのない方がいらっしゃったら、ぜひ読んでほしい。
感覚のことだけではなく、目の前の子どもに起こっている状態をどう理解していくか、サポートの方法、とても分かりやすく書かれています。
逆に言うと、療育の先生はこんなことを観察・考察しながら息子に関わってくださっているのか、という学びになりました。

参考までに、私が特になるほど!と思った箇所を整理しますと…

P90   感覚防衛反応
P96 「ボディーイメージ」の未発達から起こること
P101  利き手モドキ
P103  平衡感覚・正中線・ラテラリティ
P135  聴覚防衛、触覚防衛
P155  発達的視点と療育的視点

自分の息子が発達障害だと診断されてから、『自閉症スペクトラムとは』系の本は一通り読んだものの、その次が分からなくて。

何が分からないのかが分からない…
どういうワードについて親の私が調べて深めたら、彼のことを理解することに繋がるのか…

私にとって、noteは日記でありリアルなワード探しの場でもあります。
同じように発達特性を持つお子さまを育ててらっしゃる方のnoteを拝読すると、みなさんすごく勉強してらして本当に尊敬しています…!
寝る時間は確保しつつ、私も貪欲に学ぶ努力を続けていきたい!!

ここまで見てくださってありがとうございます🧡

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