【塩素爆鳴気】塩水と電気から、塩酸つくってみた
概要
塩酸とは塩化水素という気体の水溶液です
10%塩酸までならAmazon等で購入できますが、気体の水溶液なので加熱による濃縮ができません
なので塩化水素を作り、それを水に溶かしていく方法で塩酸を作ります
方法
「水酸化ナトリウム製造装置作ってみた」で電気分解をした際に出た塩素と水素
この混合気は塩素爆鳴気と呼ばれ、連鎖的な反応をするので酸素がなくても火を付けると爆発します
火を付けて引火している訳ではなく、加熱や紫外線に反応しているため、自然光でも緩やかに反応し塩化水素になります
この反応を密閉容器内で行い、水に溶かすと塩酸の完成です
低温高圧で塩化水素ガスを溶かし続ければ塩酸として使えるレベルの濃度になるかもしれません
注意
塩化水素及び10%を超える塩化水素水溶液(塩酸)は毒物及び劇物取締法により劇物に指定されています
この記事は薬品の製造を推奨するものではありません
旋盤とドリル盤とレーザー3Dプリンターと酸素バーナーと電気炉とグラインダーとデスクトップPCとかが欲しい