500円が教えてくれた命の大切さ【小部屋023】
「うわ、この部分にいっぱい血がたまってるんや」
そんなことを思いながら今日のお昼、包丁を握りしめていました。
決してサイコパス的な投稿ではありません(笑)
(ただしグロいのが苦手な方はスクロールしない方がいいかも……)
今朝買い出しをしていた時のこと。
今日は刺身が食べたいなぁ。
となって、ろくに三枚おろしをしたこともないのに思い切って買いました。
ツバス、税抜き462円。
なのでだいたい500円。
お安い。
ちゃんとさばけるかなぁ、とほんのり不安もありましたが買ったんだからもうやるっきゃない。
1本丸々焼いてしまえるような機材はうちにはありませんから。
でも、ほんと今って料理作るにあたって便利ですよね。
ネットで検索したらすぐにレシピやら方法がたくさん出てくる。
で、検索したのがこれ。
これを見ながら早速さばいていきます。
(この下から、人によってはグロいと感じますよ)
頭を切断(骨かなり硬かったです)
するときれいに内蔵あたりがスポンととりだせます。
サンマくらいの魚までだと内臓を処理することもあるのですが、このサイズってすでにおろされた後のものを買うので、見る機会ってなかなかないですよね。
内臓の大きさ、ずっしりした感じ。
急に、魚の命をいただくんだな、という気持ちがすごく沸き起こってきました。
結構血もドバっと出る部分があったりします。
(特に男性は血を見ることに対しての免疫が少ないですよね)
ただ、お昼も近いことだし立ち止まってもいられません。
3枚におろした部位を動画を基に次々と解体していきます。
皮をはいで皮からうろこを取り、
身は柵にして。
真ん中は骨があるので、焼きに回します。
骨まわりは魚焼きグリルに入るサイズにぶつ切り。
(動画にはありませんでしたが、関節あたりを切るとすっと切れました)
釣りとかしないので、なかなか見ることのないサイズ感のある魚の舌。
硬い感じの舌でした。
4歳の息子ゆうじをここで少し召喚。
お魚の頭を見せておきました。
でも、ずっといると何かと大変なのですぐにテレビのもとへ送り返します。
そして、ゆうじがテレビに夢中になったところで頭を半分に切断。
出刃包丁はないので、少々苦戦。
(この切り方も動画にはありません)
頭の部分、ものすごく血がたまってるんですね(驚)
自分で切って初めて知りました。
これでも、一度血をささっと洗い流した後のまな板なんです。
その後、内臓部分はさすがに寄生虫とかが怖いので、食することなくゴミ箱へ。
でも運悪く、朝にゴミ回収が来ていて次の回収は水曜日。
暑くなってきたので、そのまま捨てると回収までにとんでもないにおいを発生させそう……
でも、我が家には救世主がいました。
ウンチのついたおむつを処理するための袋。
これ、かなりの臭い遮断能力もってるんですよね。
こいつのおかげで我が家が悪臭に悩まされる可能性はぐっと減りました。
ウンチ袋に内臓あたりを詰め込みごみ箱に捨て、残りはできる限り食に回します。
(切り身一柵は、近所に住むお義母さんにおすそわけ)
予定通り刺身をつくり
刻んだ身にすり白ゴマ、ごま油、ネギ、を加えたキムチ和えをつくり
まずはお昼ご飯として食す。
暑さもあって、昼からビールがうまい!!
晩は軽く塩をまぶして水分抜いた頭、骨まわり、そぎ落とした身、皮、を魚焼きグリルで焼いて食す。
1歳半ほどの娘さゆきも、ほぐした身をパクパク食べてくれます。
もっと、もっとと要求するので僕はせっせと身をほぐすマシンに(笑)
焼くことで骨と身がスルッと取れるので、余すことなく身をいただけます。
ちなみに僕、旅先の旅館でたまに誉められます(笑)
魚の身を余すことなく食べるので。
美味しい食事をいただくだけで嬉しいのに、誉めてもらえるなんてありがたい限りです。
最後、明日の昼は漬け丼にして食べます。
なにかと手間はかかりますが、500円でとてもたくさんツバスをいただけます。
家族4人でツバスを堪能。
量も満足です!
金銭的なコスパがよさそうと思って買ったのですが、自分で最初から最後まで調理をすることで、命の尊さも改めて知ることに。
これを経験したことで、食べられる部分はしっかり食べないと、という気持ちがさらに強くなった気がします。
今回は息子に工程を一部分しか見せていません。
ですが、もう少し大きくなったら全工程を見せながら
命の大切さを感じてもらえる時間にしよう。
そう思っております。
思いがけず、魚を丸々買って調理すること、のメリットを感じた1日となりました。
手間はかなりかかるけど、これってすごく大切な時間だなぁ。
明日はまたまた
「♪み~どりとう~~みに……」です。
それでは。
*本日はリアルタイムで投稿しています。