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仏は私
「悪口言う人嫌い」という悪口。
「不足を思うな」と他人に思う不足。
「謙虚になりなさい」と他人に説ける謙虚じゃなさ。
「気高い精神を有している」と自分達に言える気高くなさ。
軒並みお黙りあそばせにゃんっ♪
宗教を面白がってドハマリしているその一方で、
宗教組織から「生き直し」を迫られ、
親から教祖から大人からおじいさんまでからも
「神が貴方を呪って下さっている」
と小学2年にして罵られた経験のある私ですが、
高野山の奥の院で手を合わせれば、
おそらく不動明王のお姿が浮かぶし、
家の墓の前では墓石ごとに見える光が変わるし、
時々理由も無く多幸感に包まれるし、
何がしか縁は深いと思うのです。
今朝方の夢は奇妙なものでして、
様々な人がそれぞれに、
目を覚ます瞬間に立ち会っている、
と言うよりその人々の内側から、
目を覚ました瞬間を感じている、
というもので、
誰もいない暗い部屋に一人だったり、
路上で小便漏らしながらの傍らにワンカップだったり、
家族が心配そうに取り囲みつつ事故の模様を語って来たり、
ってかおっさんばっかりやんけ。
ってそりゃそうか。
私本来の魂男性だったな、
って何か眺めながら思ってる。
何か夢の中で分かってる気になってた事を、
あえて不可能に思いつつ言語化してみるけど、
私は仏で
(と言うより私の内側にいる仏の視点で)、
仏は瞬時に数え切れんほどの人の身に移りまくってるから、
「今何をするべきか」に気付かせてもらえるのって、
ホンマに一瞬で、
気付いた通りに動けるかどうかも分かれへん。
せやけどヒトには身体があって、
個人として「保たれた」存在だから、
一瞬の意味を受け取って行動する事も出来るんだと。
身体が無ければ保たれ得ず行動も起こせないから。
仏は人を見下し憐れんでいるわけじゃなく、
身体も必要なものと思っていて、
魂にとっての最適な身体を選んで送り出すから、
その身体がヒトの世でどう思われようが知らんがな。
私自身の場合を言えば、
魂自体は男性だとしても、
男性に生まれていたら一族待望の跡継ぎで、
生涯を一族の家に土地から離れられず、
能動的開拓精神に満ちた魂をむしろ潰されていたなと、
一族からは呪われた子だと嫌われるくらいが、
むしろ土地から出られてラッキーではあった。
うん。その実感はある。
ちょい追記:
時々思ってんねんけど
「教養」ってその辺のおっちゃんおばちゃんにも
それなりにそれぞれにあるよ?
庶民の人生なめんときや。
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