太田光「笑って人類!」子供たちが、おもいっきり笑える社会。未来はいつも面白い。
太田光さんの本は、私初めてかな。
私がこの社会に感じていることの核心を伝えてくれている。
それもたっぷり笑わせてくれたり、ニヤつかせてもらったりしながら。
こういう本を読んでいて思うのは、とても実現できそうにないことでも、やっぱり未来が良くなるようなことを考え続けないといけないということ。
そして、太田さんやJoiさんや、他にも未来をイメージ出来る人は、その発信をとにかく続けて欲しいと思いながら読んでいます。
太田さんは、この物語の中で今の社会をこんな風に設定し、「世界にはびこる負のエネルギー」をいっきに「正のエネルギー」に変換?させようとするキャラクターを登場させるのですが・・・。(とんでもないけど、面白い)
私、この「負のエネルギー」をいっきに「正のエネルギー」に変換できたらみたいなこと思うんですよね。
あり得ないけど、でも何かあるかもしれない。
この小説で太田さんは、それも表現しているのでしょうか。
太田さんは、登場人物に次のようなことを言わせています。
私には、このセリフは胸に刺さります。
でも、とは言え「人間は生物」という感覚もあり、人の行動は論理的ではないし、自分が大切です。
そんな人間がこの複雑な社会を生きているのですから、誰もが少しずつ譲り合って、助け合って、我慢もしなければ成立しない。
子供たちが、おもいっきり笑うことが出来て、生き生きと暮らせる社会というのは、「みんなの願い」になりますか?
この『敵』は、今の世界の「負の現象を引き起こしているもの」だと思って読んでいます。
この『敵』は、個人でも無ければ、団体でも、国でもないと思います。
(今の私の解釈は・・・ですが)
この『敵』は人間という生物が進化した結果、引き起こしている現象?
いや、人間が集団として動くとき、「個」を無くしてしまうという現象。
私は、西野さんや中田さんなどのオンラインコミュニティが活動を始めたのを知ったとき、これらのコミュニティがゆるやかに繋がって、社会全体に広がったらいいのにと思っていました。
この小説の「安全な球連合」という設定は、そういうものもイメージさせます。
ただ、もちろんそんな簡単なことではないのですが。
今の社会の課題が散りばめられていて、でも読んでいて面白いし、肩の力も抜ける感じ。
そして、日本の文化の中には、今だからこそ世界に伝わって欲しい「世界観」があります。
太田さん、ありがとう。
コロナ禍に入って、改めて猛烈に本を読み始めました。
そしてコミュニティで学びながら、改めて自分の中で見えて来ていた世界と、これから「こうあって欲しい」と思うイメージが、この本の中にありました。
泣きそうになりながら、笑顔になりました。
このイメージが世界中に伝わって欲しい。
今、何が起きているのかが解ります。
今、どのような「学び」が可能になっているのかが解ります。
ChatGPTなどのプロンプトも面白いです。
「AIスキル」とはどういうもの?
「AI時代のリーダーの条件」とは?
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