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GPT-4は日本変革のツールとなるのか。妄想してみましょう。

冒頭、いきなり「お便り紹介」で私の名前が呼ばれてビックリ。

Podcast「JOI ITO変革への道」の第2シーズン。

「GPT-4は日本変革のツールとなるのか」

私は、特に問題解決をしなければならないような議論において、AIを使って自分の意見の補強をしたり、問題解決への道筋などをAIとのチャットを踏まえた上で、その人の意見として提示することが当たり前の社会になってくると思います。
AIをアシスタントとて、その人なりに問題解決への道筋を「たたき台」として作成した上で、お互いに議論する。

政治や行政、立法などにおいてもAIをアシスタントとして準備がされた議論ということが当たり前となって欲しい。
AIのこのような使い方は人々の変革への意識を促すのではないかと思うのですが。

私が書いたお便り

先週、私は上記のようなお便りを番組に送りました。
そしてPodcastでこのお便りを読まれた日に「チャットGPT」のアルトマンCEOが来日されたのですね。

そして私がPodcastのお便りに書いたような、AIを公務員の業務負担軽減の可能性や活用について検討するというようなニュースを聞いてかなりびっくり。
こんなに早く政府がこの件に関してコメントを出す何て。





先週このお便りを書いたあと、また新しいAIの実力を知る文章を読んでいて思ったのは、近い将来には、「問題解決の筋道をたたき台として作成してから、お互い議論する」ということが困難となるのではということ。

つまりAIが提案してきた事を、人間の側が理解するのが難しくなるのでは?と妄想してしまう。

高度に進化したら、私たちに理由はわからないけど、「AIの言う通りにした方が公正・公平だよね」などと人間が思うようになる分岐点みたいなことが来るのか?・・・とか。

いや、やっぱり人間の理解の範囲内でAIをアシスタントとして使うというのが現実的か。

とは言え、今よりは透明で建設的で、論理的な合意形成の議論が出来ることを期待したいですね。


いずれ近い将来、社会システムの再構築をAIに任せるのか、人が理解できる範囲で少しずつ進めることになるのかということが大きな課題となる?




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