幡ヶ谷のペストリーショップequalでチーズケーキとシュークリームを
幡ヶ谷へ行ったら、買おうと決めていたものがある。
「equal」のチーズケーキだ。
代々木八幡のレストラン『PATH(パス)』のシェフ・パティシエが出したパティスリー。
ん?パティスリーとペストリーってなにが違うんだ?同じ?
「Pastry(パティスリー)」は、フランス語で「Patisserie(パティスリー)」
日本ではパティスリーというとオシャレな洋菓子屋さんというイメージがありますが、フランスではケーキの他にパンやアイスクリームなどを売っている店でもパティスリーと呼ぶこともあります。
らしい。
お店の名前は「ペストリーショップ イコール」とあるので、ここではペストリー呼びにしよう。
まずはシュークリーム。
皮が美味しい。
シュークリームは、フランス語でキャベツの意味「シュー」で包んだクリーム、だからクリームに意識がいきがちだけど、ここのシュークリームのクリームは普通だった。
シュークリームはシュー、皮のほう、いやキャベツに重きを置くものでは?
横からみるとモルカーに見えなくも、なくない?
そしてチーズケーキ。
美味しい〜!濃厚!レアすぎるレアチーズケーキ。
これはもう、合わせる飲み物はエスプレッソ一択だ。
わたしはあまりエスプレッソを飲まない。
イタリア人みたいに、バールでさっと立ち飲んで終わる、みたいな飲み方をしない。
わたしの中で濃いエスプレッソは、甘いスイーツにぴったりだ。
脳内をがつんとさせる甘いものに、これまたがつんとくるエスプレッソ。
だいたいはカフェラテで中和させるけれど、このチーズケーキは別だ。
これは、エスプレッソ。
一口目から、もうエスプレッソを欲していた。
カフェラテで曖昧な口内にしたくない。
白と黒をはっきりさせるような力強さ、濃厚なレアチーズケーキと濃厚なエスプレッソを合わせたい。
エスプレッソ。これを初めて飲んだのは、大学一年の終わり、友だちといった「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」でのカフェだった。
わたしのエスプレッソが運ばれてきたとき、女友達2人に「なにそれ!?なにその小さい飲み物!」と大爆笑され、今でも時々カフェで見かけると彼女たちにいじられる。
去年の春先、いまの恋人とまだ付き合っていないときの初めての昼ランチデートをしたとき、彼の行きつけのコーヒーショップで彼はエスプレッソを飲んでいた。
わたしはカフェラテを。食後にエスプレッソなんてお洒落ねえ、と思ったのを覚えている。