料理人が受けたIELTSの感想
どうも、Kです。ようやくIELTS終わりました。はあもうすげえストレスだったあ。ということで、今回は感想と手応えを。IELTSに関しては、どう対策したか、使った教材とオススメ教材、結果についてシリーズ化します。そもそもIELTSってなんすかって話ですよね。そこからいきます。
IELTSとは英語のレベルを測る検定の一つです。International English Language Testing Systemの略です。検定は色々あるんですが、主要なところでいうと英検、TOEIC、TOEFL、IELTSかと。簡単にいうと英検の国際版がIELTSでしょうか?英検は総合力(国内)、TOEICはビジネス(主に国内、アジア圏のみで有効)、TOEFLも総合力(主に留学)、IELTSも総合力(移住、留学)といった感じです。移住を考えている人、IELTSは必ず受けなければならないので頭に入れておきましょう。
総合力を測るのでもちろん全技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)となります。そして試験時間も長ければ、内容も難しいです。まずIELTSには二種類(ジェネラル、アカデミック)あって、ジェネラルは移住用でアカデミックは教育機関用。永住権に関してはジェネラルになるかと。受験料は会場によって変わりますが、自分は$350払いました。はい、めっちゃ高いです。
スコアについては0〜9の間で評価され、英検のように合格、不合格ではないです。全技能の平均スコアが総合スコアになります。ということは、全体的にできないと、それなりなスコアも取れません。留学であれば入学条件としてスコア6?(もちろん学校によっても違います)は必要かと。
さらっと内容に触れると、全体的な問題の傾向は経済、社会問題など日常生活を送る上で触れるような感じのトピックが多いです。
では各パートごとの概要、そして感想を。
リスニング:4セクションで約30分前後+解答を書き写す時間10分の大体全体で45分。ボロッボロでしたwww一番最初がリスニングなので、朝弱い方は注意です。音声のスピードは模擬試験よりも少しだけ遅かったような気がします。ただ、引っ掛け問題がたくさんありました。日常会話から学校でのオリエンテーション、公共機関や旅行、歴史等の様々な分野から出ます。イギリスとフランス間のトンネル建設の歴史についての問題があって、何年に何をしたかの選択問題がありました。一問しくじったので、そこはきっと全滅www一つダメでもすぐに切り替えるトレーニングも必要ですw
リーディング:パッセージが3つで計1時間。まあまあできたような気がします。最後のパッセージまで意外とスラスラいけましたが、最後が結構時間かかりました。内容は、パッセージ1がコミュニティーセンター、スポーツセンターの概要が5つ程あり、それについての読み取り。パッセージ2はなんだったかな(←)でも正誤問題がありました。パッセージ3がイギリスの植物学者について。これはかなり文が長かったです。リーディングは、模擬試験と比べても多少易しかったような気がします。
ライティング:エッセイ二題(150語+250語)を1時間で。内容は”突然別れを告げなきゃいけなくなった同僚にお別れの手紙”と”現代人の運動不足についてどう思うか”でした。書いた内容は殴り書きですが、一応求められた語数以上は書きました。友達によると、大学、カレッジの入学試験(エッセイ)で求められる語数が約350-500だそうです。ということは、IELTSは400なので結構難しいんですねこれ。本当に時間足りないです。足りないので、後で修正ができなく結局殴り書きwww模擬試験では表、円/棒/折れ線グラフを読み取って、特徴と比較をしなさいという問題もやりました。が、そもそも何を書いたらいいの?みたいになりますwww本番では手紙だったので、自分にとってはラッキーでした。ライティングに関しては、仮に英語が上級レベルでも、文の組み立てだったり、書くスピードとかも関わってくるので、かなりの練習が必要かと思います。
スピーキング:4パートで約20分弱。自己紹介、自身に関しての質疑応答、スピーチ、ディスカッションの流れです。イメージとしては英検のような感じです。一対一でやります。これもまあまあでした。自分元々長く話すタイプでもなければ、話すこと自体が得意じゃないので(日本語でもw)、結構練習に苦戦していました。特にスピーチに関してはお題を与えられて1分で準備し、1〜2分話し続けなければいけません。練習の時は1分も続かないことが多かったのですが、本番はなんと話し続けて止められましたw結構カジュアルな応対なので、ガシッと構えなくても良いかと。試験官も良い人で良かったです。聞かれた内容は、家かアパートどっちに住んでいるか?どのような建物か?窓から何が見えるか?スピーチは偶然居合わせた野生の動物(いつ、誰といたか、何をしていたか)。ディスカッションはこのスピーチの内容を元に、動物に関しての質問でした。動物園は日本で人気か?動物園を学校教材として利用できると思うか?人間は動物の毛を使って服を作ったりしているが、他に考えられることは何か?動物は人間にとってどういう位置付けか?現在ヴィーガンが注目されているが、今後動物を殺さずにヴィーガン食が主流になると思うか?
はい、ざっとこんな感じです。自分の目標スコアは7ですが、リスニングで大分しくじったので、7はきっと無理ですねwww6.5取れてたらいいなあと思っています。自分が永住権申請に必要なスコアは5なので、それは超えているかと。
自然に使えるレベルの英語力がなければ、IELTSで高スコアは相当難しいです。今後受ける予定のある人は、今からでもやってください。特に単語。現時点である程度コミュニケーションが取れるレベルの英語力がなければ、相当痛い目に合いますよ。仮に何ヶ月も前からIELTS準備を始めたとしても、基礎力無しでは本当に意味がないです。受験料もかなり高いし、かなりストレスがかかるテストなので、計画的な勉強を!
#海外在住 #カナダ #トロント #ワーホリ #料理人 #調理 #製菓 #調理製菓専門 #ゲイ #海外 #英語 #北海道 #札幌 #海外生活 #コピーイング #IELTS