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「べらぼう」「メダリスト」「グレートレース」のゆるゆるレビュー

雪のない道は歩きやすくて走りやすくて、とてもいいですね。ひょっとしたらこういう何気ない日常のありがたさを教えてくれるために、雪は降るのかもしれません。
ありがとう、もう今年は降らなくていいぞ。

と思ってたのに、あいつらまたすぐ積もりやがったー! くんなくんな! スキー場に一括で降って感謝されろ!!


大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
第2回「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』」

あっという間でした。第1回が1時間で、第2回が45分だったからかなとも思ったんですが、いやいやもちろん物語の密度のせいでしょう。
恥ずかしながらこの時代の史実をよく知らないので、「この人物がのちのちこうなるんだ!」というようなことがまったくわからないんですが、むしろそのおかげでネタバレを回避しているのだと思えば、自分の無知もたまにはいい仕事をするというものであります。
花の井がただただ素敵だったし、生田くんのキャラがただただ不気味でした。


TVアニメ『メダリスト』
score02「初級バッジテスト」

なぜかちょうどタイミングよくリアタイ視聴ができてしまったので、なんと2話から見ました。原作も未履修で、米津さんが主題歌を逆オファーしたという情報くらいしか持っていない作品。話題になっているのは知っていたので「どれくらいおもしろいんだろう」と思って視聴したら本当におもしろかった!

まずオープニングだけで「あ、これはコーチもメインで活躍して、この黒髪のコーチ&選手コンビがライバルなのね!」ということがはっきりわかりました。丁寧なつくりで作画もキレイ。黒髪イケメンが気になりすぎると思っていたら、さっそく普通に出てきて普通にやばい人だった。
それにしても『ミミズを触ると落ち着く』って設定、何を食べたら思いつくんだろう。ミミズかな?


「グレートレース」
 重き荷を負いて モンゴル極限の250km

「グレートレース」とは簡単に言えば、何日間もかけて崖みたいな山を登ったり、うっそうと茂った森の中を走り、ときには途中で仮眠をとって休んだりしながらゴールを目指す、ちょっと異常すぎるレースです。

以前から何度か番組を見てるうちに、すっかりはまってしまいました。今回はコースごとにゴールがあって、それぞれのタイムの合計を競うという、私は初めて見る形だったので、だからこその展開がおもしろかったです。1位と2位が一緒にゴールとか、みんなでキャンプ地でわいわいする様子が見られてニコニコしてしまいました!

このレースはトップを争う集団と、完走を目指す集団によって、走り方とかレースへの臨み方とかが全然違うので、ひとりひとりのドラマが楽しめるのが本当に魅力。私は給水所とか休憩所とかでのシーンがすごく好きです。しっかり休憩するのか、それともそのまま走り続けるのかの駆け引きにドキドキするのは、長期間で行われるグレートレースならではだと思います。

今回は最高齢のビッキーが特に印象に残りました。あの一歩一歩を力強く踏みしめる堂々とした歩き方で「ヘイ!」って横を通り過ぎていかれたら、そりゃ「かっけー!」ってしびれちゃうよ。

あと、編集の仕方もすごくおもしろかったです。レース途中でとある選手のインタビューを入れるシーンがあったんですが、そのときの映像がその選手から上空に離れていくドローンの絵を使ってるんですよね。それって、最初から「このタイミングでインタビューを入れよう」っていう構想があって撮影したのか、たまたま撮影していた絵がよかったから「ここでインタビューを入れよう」ってなったのか。どういう意図で絵を撮って、どう組み合わせているんだろうということもすごく興味深かったです。

ゴール後のみんなの笑顔が輝いていて、今回も映画なみに満足できる番組でした!ありがとうございました!次も見るよ!!


こんな感じのゆるいレビューを、これからも不定期に続けていきたいです。

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森原ヘキイ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 この記事があなたの何かのきっかけになれば本当にうれしいです。 ツイッターやブログにもいますので、そちらでもお会いできますように。