現代建築録
小学生の時に現代建築にハマった。中央図書館でエルデコを何冊も借りてきてそこに載っている写真を穴が開くほど見つめていた。
大学生になると海外でバックパッカーみたいなことをする機会が増え、スター建築家のプロジェクトを見ることが一番の楽しみになった。テレビで憧れていた芸能人が目の前にいるようなものだ。
だけど、最近は仕事ばかりですっかり現代建築をディグる機会が減ってしまった。現代建築にハマっていた過去を消さないためにこの週末を使って過去に建築巡りした思い出を書き記しておく。
1.凌空SOHO/ Zaha hadid
初めて行った海外旅行は上海だった。そこで初めてザハの建築を見た。脱建築の女王である。流線形で宇宙船のようなフォルムは思わず声が出た。ザハの建築がこんな場所で具現化されてるのかと心底感動した。
東京オリンピックのメインスタジアムプロジェクトが実現せずになくなってしまったので、日本でザハの建築が見られないのはなんとも悲しい。どうしてもザハの流線形を日本で見たい人はアレッシィのチーズグレーターかIZE社のドアノブを購入する手がある。
2.上海3棟隣接型超高層ビル群
世界で最も高いビルベスト10に食い込む上海タワー、上海ワールドフィナンシャルセンター、ジンマオタワーの3棟が隣接している世界で類を見ない圧巻の景観である。とにかく三棟が近すぎて感覚が狂った。この景色は人生で一度は見ておきたい。
3.Auditorium Parco della Musica/Renzo Piano
レンゾピアノはイタリアを代表するスター建築家であり、数々の有名なプロジェクトを手がけている。日本では銀座エルメスと関西国際空港の建築が有名だ。ローマにあるこのコンサートホールのデザインは古代コロシアムから着想したものらしい。現代建築といえばガラス張りのイメージが強いが、こんなにも渋くて巨大なプロジェクトが実現できるのはレンゾピアノだけだ。
全然書き終わらなかったので、ひとまず写真だけ追加しました。