読書感想:学びを最大化するTTPSマネジメント
はじめに
最近、本を読む時間がなかなか取れないと感じている方は多いのではないでしょうか。私も本好きで、月に何冊も読みたい気持ちはあるものの、仕事や家事に追われて時間がない日々が続いていました。
しかし、4月から電車通勤に変わったことをきっかけにオーディブルを使い、「ながら読み」や「聞きながら学べる」サービスを活用するようになりました。
月額1,500円と聞くと高く感じるかもしれませんが、ビジネス書一冊分の値段で、読み放題・聞き放題のサービスが利用できるのは非常にコスパが良いです。
最近は、電車での移動中や家事をしながら、本を「聞いて」楽しむようにしています。読書しながらメモをとりたいときはスマホのNotionにまとめておけば、効率的に情報を整理することができて便利です。
また、最新の人気書籍も多く揃っているので、本屋に行く時間がないときでも、必要な情報をすぐに手に入れることができます。
このサービスを使い始めてから、生活の中で無理なく読書時間を確保できるようになり、毎日の知識の吸収が楽しくなりました。
というわけで、最近オーディブルで読んだ?聞いた?書籍の中で、おすすめの書籍の読書感想です。
読む前に感じたこと
「徹底的にパクって進化する」というフレーズを聞いたとき、これまで自分が取り組んできたことをさらに深められるのではないかと強い期待を感じました。
模倣することで何かを得るという考え方に、初めは少し戸惑いがありましたが、その一方で、もしこの手法がうまくいけば、成長のスピードを加速させるきっかけになるかもしれない、という可能性を感じたのです。
読んで感じたこと、学んだこと
ゴールから目的を考え、周りからお手本を探す。そして、その要素を因数分解する。そして、取り入れるべき要素を見つけ、自らの仕組みの中に取り入れていく。そうやって深化し続けることが大事。どの部分を取り入れるべきかを見極めて、実際に自分の仕組みに落とし込んでいくことが重要であると学びました。
また、伝統的な「守破離」の概念についても、新しい視点を得ました。特に、「破」まで到達することが超一流の人たちに求められるものだとし、「離」の段階まででも十分に価値があるという考えは、目から鱗でした。
これは、自分が何かをアレンジできるようになる段階で、すでに大きな成長を遂げていることを意味します。例として、料理のレシピ本に基づいて「守」の段階ではレシピ通りに作り、「離」の段階で自分なりにアレンジするというプロセスが示されていました。
この考え方を通して、私自身が今までに培ってきたスキルや経験が新たな形で結びつき、納得感が得られました。
読んだ後に行動しようと思ったこと
この本を読んで、具体的に3つの行動をとろうと決意しました。
1. TPPSを実践する
模倣を単なるコピーとして終わらせず、因数分解して本質を理解し、自分なりに昇華するプロセスを実践します。
2. 広く知識を深める
より多くの成功例や技術を知り、私自身の「守」と「離」の段階をさらに充実させることで、自分のスキルを深化させます。
3. お手本を探す
常に周囲から学べるお手本を探し、どの部分を取り入れるべきかを見極め、成長の材料にします。
まとめ
「徹底的にパクって進化する」という考え方は、一見するとシンプルに思えるかもしれませんが、実は非常に深い意味を持っていることが分かりました。
TTPSマネジメントは、模倣を通じて進化する方法を具体的に示してくれます。自分が何か壁にぶつかったときや、新たなステージに進みたいときに、このアプローチは大いに役立つと思います。
「パクる」という言葉に抵抗がある方も、その本質を理解することで、きっと視野が広がるはずです。
ビジネスや学業においてさらなる成長を目指す人にとって、この方法論は強力な武器となると思います。