赤ちゃんに出来て、大人に出来ないこと①
8月25日に新しい命が誕生しました。理学療法士であるからには
身体の成長を評価しなければいけません
今回は、生まれたての赤ちゃんには出来て大人になると出来なくなる
原始反射について
書いていきます。
原始反射とは?
『新生児ないし幼児では認められるが,成長とともに消失して,正常な成人ではほとんど認められない各種の反射』
簡単に説明すると
赤ちゃんには出来て、大人になったら出来なくなること
理学療法士になるには“小児学”の知識が必要なのです。そこでいくつかある反射の中で、「あっ!みたことある」っていう反射を紹介します。
①吸啜(きゅうてつ)反射
赤ちゃんはこれが最も必要な反射になります。お母さんの体から出てきて、泣いて初めて呼吸をします。そして、お母さんの温もりを感じながら『母乳』を飲みます。
赤ちゃんは今まで10ヶ月もお腹の中にいましたので、外に出ていきなり目は見えません。ですので、目で確認しておっぱいを探せないんですね。そこで必要になるのがこの吸啜反射なんです。
この反射は、くちびるに何かものが当たると、それを吸い込もうとする反応が無意識に起こります。見えない状況で自分で探せないので、お母さんは赤ちゃんのくちびるにあてて刺激を加えるんです。その刺激が反射を起こし母乳を飲むんです。これは、生まれた直後からできて、4〜6ヶ月でだんだん無くなっていきます。
理学療法士ではなぜ学ぶの?
なぜ理学療法士で学ぶのかというと、病気によって本来無くなっていないといけない原氏反射が現れることがあるからです。脳出血や脳梗塞で脳にダメージを追ってしまうと、生後半年で無くなっていたはずの吸啜反射でてしまう。そうするとその人の生活に支障をきたしてしまう。その判断(評価)をするために学んでおければいけないんです。まだまだ種類がありますので、次回も紹介していこうと思います。
医学的知識と聞くと、壁を感じてしまうことが多いと思うので
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読んでくれたみなさんの【運】が
よくなりますように・・・・
また明日!!
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