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スイス人夫初めて床屋へ行くin沖縄
Hoi Zäme, ハイジです。
髪がどうにもならない
夫ペーターは、来日前にスイスで髪を切って以来、けっこう長い間美容院に行っておらず、そろそろどうにもならなくなり、しばらく様々な美容院をそっと外からチェックしつつ、諦める日々が続きました。
そこで私ハイジは、
「せっかくだから日本の床屋さんにチャレンジして、ヒゲも剃ってもらってみたらどう?」
と提案してみたところ、案外乗り気になったペーターとGoogleマップで評判の良さそうな床屋さんを見つけ、予約をしました。
夫ペーターとスイスの美容院事情
夫ペーターは、欧米人によくある猫っ毛で、スイスでは理容室ではなく、美容院に通い、同世代くらいの女性にカットしてもらっていました。
スイスにも理容室はあるのですが、どちらかというともっと真っ黒の太い毛でヒゲも多いトルコ系の方々に人気がありそうで、皆さん髪型とヒゲも一緒にデザインし、おしゃれに整えています。
スイスは外国人が多く住んでいるので、それぞれの髪質に合ったお店がうまく棲み分けられているようで、私達が住んでいた街にもトルコ系の方が集まるお店だけでなく、アフロヘアを得意とするアフリカ系のお店もあり、アフリカ系の女性には地毛と一緒に編み込むウィッグが人気のようで、それもまたとても素敵でした。
日本人妻にスイスでお気に入りの美容院はあるのか
ちなみにアジア人のハイジは、未だお気に入りの美容師さんを見つけられておりません。
移住した当初に日本人の諸先輩方々から、
「スイスの美容師さんは、真っ直ぐにしかカットできないから注意した方がいいよ。私達は日本人の方にカットしてもらっているよ。」
と聞いていたので、色々調べたり、どんなカットをされているのかを調べたりしたのですが、どうも日本人美容師さんが、日本で美容師をしていた時代に流行していたスタイルが得意のようで、私の希望する最近のスタイルとはちょっと違うんですね。
ですから、
「少し世代は違うけれど、すきバサミを使いこなせる日本人の美容師さん」か
「真っ直ぐ切ることのみではあるけれど、若くて将来的な伸びしろのあるスイス人の美容師さん」の二択な訳です。
私は、今のところスイス人の若者に、希望を託してみているのですが、うーん・・・笑
ちなみにシャンプー、カット後のドライヤーが別料金のお店がたくさんあり、
「おいおい!せっかく切ったスタイルの完成系をプロのドライヤーとスタイリングで見せてくれるんじゃないのかよ!ていうか、髪びしょ濡れのまま帰れってことかよ!」(どうやら自分でドライヤーで乾かすと節約できるよってことらしい)と毎度素朴な疑問と納得できない不満が頭をぐるぐる駆け巡るのですが、毎回黙って別料金を支払っています。笑
とほほ。
ついに床屋へ!
実は私は、スイスで毎度ひとりで美容院に行っており、とんでもない片言のドイツ語で髪型をオーダーするというギャンブルをしているので、夫ペーターにも床屋さんへはひとりで行かせようと思っていたのですが、どうしても一緒に来てほしいと言うので、一緒に付き添いました。
しっかり者のペーターは、一応事前に希望の髪型写真をネットで見つけており、細かなオーダーは私が説明しました。
床屋の醍醐味
床屋の醍醐味といえば、ヒゲ剃り!
人生で初めての髭剃りは、手作りのフォームに蒸しタオルで髭を柔らかくし、再度手作りのフォームを乗せてから、剃っていただき、なんといっても目の周りやおでこ等、色々な産毛まで剃っていただいたことが、なかなか自分ではできないハイライトでしょう!
私がもし男性だったら美容院ではなく、理容室に通い、毎度ヒゲ剃りをしてもらいたいほど、特別感がある体験だと思っていたのですが、ヒゲ剃りは別料金ということもあり、最近人気がなく、ほとんどヒゲを剃る方がいないそうで、私としてはかなり衝撃的でした。
私は七五三以来、理容室で顔剃りをした記憶はありませんが、理容室で回数券を購入し、頻繁に顔剃りをしに行くほどハマっている女性の友人がおり、基礎化粧品の浸透や化粧ノリが良くなることから、やめられないそう。
夫ペーターの感想
普段の美容院とは異なる初めての理容室と髭剃り体験は、なかなか興味深いものがあったようで、終始キョロキョロし、ドライヤーをかけていただくと、出会ってから一度も見たことのないほど髪にボリュームが出て、プロの仕事に感心し、とっても満足したそうです。
ドライヤーのかけ方を教わり、翌朝自分でチャレンジしてみたものの全く再現できず、しばらく経ってからは、「なんだかあまり良い髪型になっていないような気がする」と言い出したのですが、私はセットを再現できない本人の力量不足なんじゃないかと思っています。笑
東京では、毎回見かける度に1,000円カットに興味津々なので、チャレンジしてくれることを期待しています!