マレーシアコーヒーの「伝統」と「革新」そして「融合」
マレーシア(/ シンガポール)の「コピ文化」から目が離せません。基本的にはずっとブラックでの「スペシャリティーコーヒー」を飲み続けているので、ずっと、とても「甘いコーヒー」は受け付けられなかったのですが、ともあれマレーシア料理そのもの及びクエを含めた芳醇な世界にどっぷりと浸ってしまったので、この「コピ」も、世界を構成する一つの重要な要素として尊重するしかないと思っているのです。
一方で、やっぱり「スペシャリティーコーヒー」は譲ることはできないのも離れられません。どうすれば伝統的なコピと革新的なスペシャリティーコーヒーとが「融合」できるのか。
行ってみるしかありません。9月末から10月半ばにかけてのゆったりとしたマレーシア訪問に、例によって大量のテーマを持ち込むのですが、コーヒーも最重要の一角として、様々見てきたいと思います。
例えば、Malayan Dragon さんに教えていただいたSpeciality Coffee の筆頭に来るような店「My Liberica Coffee」 Johor Bahru には必ず行きます。厚い伝統の壁を打ち破る努力がふんだんに見られると思うし、客さんはSpeciality Coffee に対してどういうスタンスでいるのか、ぜひ聞ければ、と思います。そして何等かのアプローチで「融合」は考えらrているのか。個人的な思いとしては、カフェのメニューに、Speciality Coffee と、マレーシアの伝統菓子であるクエを合わせると、秀逸なマリアージュになると思うのですが・・(さすがに日本ではクエの提供はあってもかなり限定的になると思うので、実現は簡単ではなさそうです)
逆の方向からの「伝統からのアプローチ」
これはどういう訪問の方向性になるか、少々難しいかもしれません。まずは「伝統への尊重」そこから始めていくものと思います。
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