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ホームベーカリー研究部、第16回試作
『ウィスキーの量が多かったかも・・・』
今回はスーパーで『ドライパイナップル;砂糖コーティングされているあれ』をたまたま見つけたので購入。試作実験材料にどのように使うかと考えていたときにウィスキーに漬けてみようと閃いた。
空き瓶に合計120グラムのドライパイナップルを約1センチサイズにカットして、ウチにあったウィスキー『メーカーズマーク』をひたひたになるぐらいの量を注いで蓋を閉めて約3日間放置。
3日後にはウィスキーが染み込んで良い具合にふやけてきた。
さぁ、実験開始だ。
いつものように、卵の黄身と白身を分離して、黄身とグラニュー糖を合わせて砂糖が溶けるまでかき混ぜる。グラニュー糖のジャリジャリ感を感じなくなったら米油を数回に分けて投入し、投入の都度、分離しないように混合を繰り返す。
薄力粉と強力粉を3:1の割合でベーキングパウダーを加えた粉類を振るいながら混ぜ込む。液体量に対して粉の割合がこの時点では高い。すぐ腕にトルクを必要とする抵抗感を感じる。ここに牛乳を少しずつ加えることで水分が供給されて抵抗感が少しずつ下がってくる。粘度があるレベルまで下がったらウィスキーに漬け込んだドライパイナップルとウィスキーを全量投入。
そして混ぜ込んで、一旦、こちらのパートは休憩
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卵の白身を一度、電動泡立て器(電動ミキサー)でとろみが小さくなるまで撹拌。とろみが無くなったらグラニュー糖を投入して持ち上げたメレンゲが角をなすレベルまで、電動ミキサーの力を使っていく。
メレンゲを3回に分けてウィスキーの香りがプンプンする生地に合わせていく。最初はメレンゲで生地の粘度をさらに下げて、2回目で更にとろみをつ受けるようにして3回目で残りのメレンゲを加えて完全にかつ、迅速に混ぜ合わせていく。
オーブンレンジをメレンゲ泡立ての途中で余熱をスタートさせる。私はパウンドケーキとマフィンは180℃に温度を固定して使うことにしている。
パウンドケーキ型に流し込み、予熱準備完了のチャイムが聞こえたら、オーブンレンジへ投入。焼きが始まるのである。
焼けたぜ
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若干、焼き時間が長かったような気がしたが無事に焦げが強く発生することもなく完成。完成直後のホカホカの状態でもウィスキーの香りが強い。予想ではもっと微かな香りを想定していた。それよりも思っていた以上に強い香りが残った。
実食
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ひとくち食べての感想。
これは酔っぱらう!
まだ暖かい状態であるのでウィスキーの香りが活性化しているだけかと思っていたが、口にするとウィスキーのアルコールの強さ(37度)を感じてしまった。これは漬け込んだウィスキーの量が多かった。または、パイナップルの果肉の中にかなり浸透しており生地へ染み出していったのかもしれない。
味はおいしいと思う。
翌日、冷めた状態でも実食した。
暖かい状態ほどウィスキーの香りは強くなかったけれども、それなりに香りを感じた。直感的に、冷めた状態でもこれを食べてクルマは運転してはいけないと思った。
漬け込むウィスキーの量を少なめに調整すると、良い具合になると思う。
続く、