13才から読みすすめる名文句。
長い哲学書を読むのが苦手な人や、子供に伝えたい大切なことを探している大人の方へ。
名文句は短いのがとても良い。それは記憶に残りやすいからだ。
読んだ場で言葉の意味を完全に理解していなくとも、体験が後からやってきたとき、心が成長する。人生を味わう。
子供時代に読み、大人になり読み返したくなる一冊の内容まとめをご紹介。
どう捉えるか?
🟢運命/人生
🟢理想/夢
🟢成功/英雄
どう立ち向かうか?
🔵心を鍛える/鼓舞する
🔵苦しみ/恐怖
🔵精神をコントロール下におく
大島 正裕 まとめ
/臆病
臆病とは怖がらなくても良い事柄をあれこれ憶測して意味もなく怖がり、行動しないのが臆病である。不合理なことを事実と確信し、いくら説明しても承知せず何もかもが自分の考えてる悪い方に悪い方に動いていくと恐れ、苦しみ、その恐怖感や苦悩状態からいつまでも抜け出せない。 何でもないその人の行動や言葉が意味ありげに感じられて、いてもたってもいられなくなってしまう。自分の臆病を隠そうとして、虚勢を張り、わざと乱暴な言動するものもいる。
/孤独
3つの基本的、本能的な欲望。「食欲、性欲、集団欲」
集団欲はずっと大事な欲求である。人間は本能的に同じ仲間と群がってようとする。1人ではいられないのである。
/好き嫌い
興味ある対象にもっと接したい、知りたいと言う欲求が満たされると、
『快』(好き)満たされないと、『不快』(嫌い)である。
/自信
人間には、それぞれ独自の個性があり、誰にも真似のできない特徴を備えている。そうした己の持つ個性、特徴を誇りとし、自信として行動していけば良いのである。
まとめ
この本は筆者が13才のときに父親からプレゼントされたものだ
小学生から中学生になる多感で繊細な時期。成長のバラつきが顕著な中学1年生にひとくくりにまとめられた指導やアドバイスでは響かないことが多かった。それを見抜いてか父はこの本を託してくれた。学校では子供だからと鼻から話題にもしてくれない内容や自分にとって大切にしたいことを集め始めた時期にぴったりの本であった。お子さんにプレゼントしてみるのもオススメである。