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『第1キャリア』から、『第2キャリア』へのステップアップ!

第1キャリアは、『自己実現』のために、第2キャリアは、『社会・ビジョン』(実現)のために行われると思います。

『第1キャリア』から『第2キャリア』へ

第1キャリアは、個人レベルの、「認められたい!」といった承認欲求によって、これがうまく機能して、『自己実現』を達成することができます。

しかし、図の通り、これは「個人単位」の小さなものエネルギーであるために、『第1キャリア』(職業・ポジション・ブランディング)にしがみつくと、それ以上の成功や拡大や自由は、決して見込めません。

そこで、より大きなスケールの『第2キャリア』へと移行する必要が出てきます。
 



⒈『第2キャリア』への移行の条件:利他思いやり


「個人の自己実現(承認欲求)」を超越する必要がありますから、大切なのは、『利他』思いやりの感覚です。
 

私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。

一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。

より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。

稲盛和夫 OFFICIAL SITE|利他の心を判断基準にする

「利他」で検索してきたらヒットしましたので、引用させていただきました。


特攻隊的な、自己犠牲という解釈は誤りですが、「自分の生活(体裁)さえよければいい」という程度の発想では、『利他』の次元に到達しないでしょう。
 

⒉『利他』に必要な2つのセンス


この『利他』の水準は、次の2つの要素で決まると思います。
 

① 自分に対する「快」と「美」のクオリティー
② 家族・親に対する「思いやり」のクオリティー

 

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