
重要なポイントは補整機能だけではない!「なりたい」を叶える適正下着®
皆さんは下着を購入する時、どんなポイントを優先していますか?
「可愛いものが好きだから、デザイン重視で」
「肌が弱いので、素材や肌触りが何よりも大切」
「消耗品と思ってコスパ優先で選ぶ」など、色々な考えがあると思います。
ただ、下着は1日で最も長い時間身に着けているアイテム。
締め付けが苦しいと感じたり、刺激で肌が傷ついてしまったりと、違和感があるまま放置するのは良くありません。
直接肌に触れるものだからこそ、素材やデザインはもちろん、着けていて快適なものを選びたいですよね。
特に女性にとって欠かせない下着の一つであるブラジャー。
今では数えきれないほどのデザインや種類がありますが、ブラジャー選びでは着け心地に加えて、バストの形を整える「機能」も大切なポイントです。
今回は、心地よい着用感と優れた補整機能、どちらも叶える機能性下着の特徴、さらにHEAVEN Japanが作り続ける「適正下着®」のこだわりやスタッフの思いをご紹介いたします。
「補整機能付きブラジャーに興味があるけれど、どんな特徴があるの?」
「HEAVEN Japanの下着は他のものとどう違うの?」と気になっている人は、是非チェックしてみてくださいね。
補整機能があるブラジャーとは?
ブラジャーの起源は諸説ありますが、中世以降、女性がドレスを美しく着るために用いたコルセットと言われています。
日本では戦後、洋服文化が浸透するにつれてブラジャーを着用する人も急増。
次第にサイズ展開も豊富になり、形やフィット感、デザインなど細部にもこだわった商品が登場します。
近年では、ただバストを保護するだけでなく、ボディラインを整え、キレイに見せる「補整機能」も求められるようになってきました。
では、ブラジャーの補整機能とは具体的にどのようなものか、パーツごとに詳しく見ていきましょう。
ワイヤー
ブラジャーは一般的に布製のため、体の動きに合わせて立体的な造形を保つのは難しいもの。
つまり、ワイヤーの形状でバストの造形が決まります。いわばワイヤーは、バスト造形の生命です。
さらにバストのお肉をカップに収め、正しい位置に固定。柔らかく揺れやすいバストを下から支え、下垂を防ぐ役割も。
皆さんは、ワイヤーの形に種類があることをご存じでしょうか。
最も一般的なのが「U字ワイヤー」。バストを囲むように支えて持ち上げるので、丸みのある自然なシルエットが作れます。
緩やかなL字形の「L字ワイヤー」は、前中心の位置が低いタイプのブラジャーに使用されているもの。
バストの外側から、中心に向かってお肉を引き寄せるので、ふっくらとした谷間を作りたい時に最適です。
また、前中心部分でワイヤーの痛みを感じやすい人にもおすすめ。
最後は「3Dワイヤー」。
バストに沿うように設計された立体的なワイヤーで、前中心と左右の両端が反ることで、よりフィット感が高まるのが特徴です。
*ワイヤーについては、別記事で詳しく紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
カップ
立体的なバストを包み込むためには、複数の布のパーツを縫い合わせた「接ぎ(はぎ)」のあるカップが欠かせません。接ぎ方にも種類があるので、少しだけご紹介します。
まず「横接ぎ」はカップを上下で縫い合わせるもので、丸みのあるシルエットを作ります。
「斜め脇接ぎ」は、横接ぎと同じくカップを上下で繋いでいるものの、脇に向かって斜め上に縫い合わせたタイプ。サイドのシルエットをすっきりと見せる効果があります。
そして「縦接ぎ」は縦方向でパーツを縫い合わせる方法。カップの丸みは少なく、バスト全体のラインがシャープになるのが特徴です。
何枚の布を使ってカップを作っているか、つまり接ぎの枚数によってカップの種類を区別する方法もあります。
最も一般的なのは上カップ1枚と下カップが縦方向に2枚、計3枚の布が縫い合わされた「3枚接ぎ」。
「4枚接ぎ」は脇の部分にもう1枚のパーツが使われ、さらに立体的なカップになります。
*カップの接ぎに関しても、別記事で詳細を書いています。
生地
ブラジャーに限らず、下着で重要なのが「体にフィットすること」。そのため、素材は薄くて柔らかいストレッチ性が必要不可欠。
とりわけ機能性ブラジャーには、補整機能に特化した生地が数種類使われていることが多いです。
弾力性と伸縮性に優れた「パワーネット」は、ブラジャーのほかガードルにもよく使用されているメッシュ生地。
柔らかいお肉を、すっきりと引き締める効果があります。
「モダール」は、なめらかな肌触りが特徴。特にマイクロファイバー繊維を使った「マイクロモダール®」は、コットンの2倍の柔らかさと言われるほどきめ細やかな生地。ブラジャーの内側や、ショーツに多く使用されています。
他にも、湿潤時でも強度が低下せず、吸湿性と速乾性に優れた「テンセル®」、パッドやカップ形成に欠かせない「不織布」など、ブラジャーを構成する素材は多種多彩です。
毎年のように新しい繊維が開発され、補整機能や快適な着用感は、ますます進化しています。
※マイクロモダール®は、レンチング社が生産・販売するモダール繊維の商標名です。
※テンセル®は、 レンチング社が製造するリヨセル繊維の登録商標です。
バストの形は一人ひとり異なるため、ブラジャーは自分の体にフィットすることが大前提。
そして、なりたいシルエットに合わせてワイヤー、カップ、素材と、パーツごとに豊富な種類から選べるのが、機能性ブラジャーならではのメリットです。
年齢や骨格、さらにお肉の質によってもフィット感は変化するので、ブラジャーを購入する時は、各パーツの機能にも注目してみてください。
設計から製作まで…HEAVEN Japanの「適正下着®」
お伝えしてきた機能性ブラジャーが、どのように作られているのかに続いて、HEAVEN Japanの商品開発についてご紹介します。
HEAVEN Japanが大切にしているのは「適正下着®」という考え方。
ただ補整効果の高い下着を作るのではなく、一人ひとり異なる体の悩みを解消し、着心地やデザインにも満足できる、その人に「ぴったりな下着」をお届けしたい、という想いが込められています。
素材、構造、機能、着用感、デザイン…
全部を追求するほどパーツや工程も複雑に
一般的なブラジャーのパーツは40種類ほどですが、HEAVEN Japanのブラジャーは、70種類ものパーツを縫い合わせて完成します。
開発はもちろん、設計はすべて自社で行っています。
製造はHEAVEN Japan指定の工場に委託。縫製指導も行っています。
50年以上この仕事をしていますが、一貫して科学的なアプローチで下着の設計をしています。
ブラジャーの設計は『平面から立体造形への転換』。補整機能を高めるために、最適な素材選び、細かなパーツの組み合わせを調整していきます。精密な設計では、1mmの誤差が着け心地や機能に影響するのです。
そして、パターン通りに縫製できれば問題ないのですが、やはり人が行うことでの難しさも。
縫製する時にも、立体を意識しなければ望んでいるような形にはなりません。そのため、何度も工場に出向き、縫製指導を行ってきました。
『適正下着』というコンセプトを実現させるため、どんな人にもフィットし、着け心地良く、満足度の高い下着を作ることを目指し、常にすべての工程での改善点を探しています。
(パタンナー Y氏)
こだわりは随所に
肌触りとフィット感に直結する生地やレースは、上質な素材のみを使用。
縫い目やフックの肌当たりを最小限に抑えたり、取り扱い表示をタグから印字ネームにしたりと、快適な着心地のための細やかな配慮も徹底しています。
当然コストはかかりますが、開発から製作、さらに販売までを自社一括で行っているため、機能性下着としてはリーズナブルな価格を実現しています。
こだわりはデザインにも
手にした時の「ときめき」を大切に。
機能性下着にありがちな「シンプルすぎて変化がない」「おしゃれさに欠ける」というイメージを変えるべく、HEAVEN Japanではデザインにも力を入れています。
下着は毎日、身に着けるもので、ランジェリーを選ぶのは女性ならではの楽しみ。お気に入りのものが見つかると嬉しいですよね。
また「こんな女性になりたい」と理想を思い描きながら下着を着ければ、前向きな気持ちになれたり、気分が上がったりすることも。
アウターやメイクでは挑戦できなかった、カラーやデザインにトライすることもでき、今まで気づかなかった新しい発見もあるかもしれません。
下着に「ときめき」を感じてほしい―そんな願いを込めて
身に着けた時に、心躍るデザインを心がけているというHEAVEN Japanスタッフ。
20代の若手から70代のベテランまで、幅広い年齢層のデザイナー、パタンナーが活躍中です。
デザインをする際にイメージしているのは、着けた時に気持ちが上がるような下着。ですが、難しいのはやはり機能性との両立です。機能を落とすことなく、イメージした通りのデザインを実現するため、毎回ギリギリまで微調整しています。
一人ひとりの『キレイになりたい』という願いを叶えるのが、私たちが制作している『適正下着®』。だからこそ、デザインでも喜びや幸せを感じていただきたいと思っています。
将来は、HEAVEN Japanブランドをより多くの方に知っていただき、年代を問わず『私にはこの下着が一番』と感じてもらえるデザインを目指しています。
(デザイナー 斉)
「ときめき」を大切にした配慮は包装にも。オンラインストアの商品は、ハート型のプチプチが並ぶカラフルな緩衝材で、一つひとつ丁寧に包み、スタッフからのメッセージカードを添えてお届けしています。
また、箱や袋はシンプルな白。配達中、中身が下着と分かる心配もありません。
商品が届き、お客様が手に取る瞬間からワクワクし、笑顔になってもらえるラッピングを心がけています。
試作品と試着の多さ データに基づいたフィット感を追求
商品の開発やリニューアルに当たって、欠かせないのが試作品作りと試着です。
HEAVEN Japanにとっては、お客様の声が第一。試作品は、その声を活かしたシルエットとフィット感にこだわり、何度も作り直します。
試着はモニターのほか、スタッフも参加。社員の8割以上が女性であり、20代から70代までと、幅広い年齢層が揃っているため、ユーザーとしてのデータや意見を収集できるというメリットがあります。
下着を身に着けた瞬間の感覚や気分も大切にしているため、試着したからこそ分かる率直な感想を話し合うことも。
そして「このアイテムならお客様に必ずご満足いただける」と実感できたものだけが、商品となるのです。
ブラジャーの機能を確認し、実現するため、試作品の製作は一般的な下着メーカーよりも多く行っています。
モニターに試着してもらい、バストアップの度合いやシルエット、バストの寄り感などが目指している機能基準に達しているかを細かくチェック。
脇やアンダー部分の着け心地も大変重要と考えているので、沢山のスタッフが縫製部分まで入念に確認し、修正を繰り返します。
また、サイズ展開に際しては、モニターの数を増やし、体型が異なっても同じように機能性と着け心地が実現できているかをチェックしています。
すべてのお客様にご満足いただくのがHEAVEN Japanの『適正下着®』だと考えていますので、これからも『満足度100%』を目指していきたいです。
(商品開発 石田)
豊富なサイズ展開もHEAVEN Japanの適正下着®の特徴の一つ
それは「機能を十分に引き出せるように、そしてお客様一人ひとりにぴったりとフィットするブラジャーを提供したい」という想いから。
例えば、主力商品の一つ「特上脇肉キャッチャー」は【カップサイズB~K×アンダーサイズ65~90】をご用意しています。
ただその分、お客様に正しいサイズを選んでいただくことが重要に。
オンラインストアでは、バストサイズの測り方をご案内したり、購入者レビュー、試着体感サロンや返品・交換の際に収集したデータに基づき作成した「適正下着診断」をご提案したりと、サイズ選びのサポートサービスを充実させています。
さらに、電話のほか、メール、LINE、チャットで問い合わせをすれば、アドバイザーに相談することも可能です。
あなただけの「適正下着®」をご提案
HEAVEN Japanのオンラインショップや試着体感サロンで、お客様からのご相談に応じているのがフィッティングアドバイザー。
全員がフィッティングの技術を取得している「下着選びのプロフェッショナル」です。
「バストサイズの正しい測り方が知りたい」「下着を新しくしたいけれど、どう選べばよいか分からない」など、下着に関する質問やお悩みにお答えしています。
『適正下着®』に出会うために大切なのは、まずご自身のサイズを知っていただくことだと思います。正しいサイズが分かり、ご自身の体への関心が高まったという声を聞きます。『心地よい着用感を知って、下着選びを見直そうと思うようになった』という方も。
また女性の体は、年齢と共に着実に変化していきます。それはホルモンバランスや、妊娠・出産といったライフイベントなど、さまざまな要素が関係しています。
正しいサイズを把握するためには、ご自身の体の変化を感じることも重要。そのため、下着選びの際にはできるだけ試着をし、色々なタイプやサイズをお試しいただきたいです。例えば、ブラジャーでは体の作りや機能によってもバストラインは大きく変わります。
今の体に合う『適正下着®』との出会いが、ご自身の体をもっと好きになるきっかけになればと願っています。
(フィッティングアドバイザー 中谷)
「バストアップしたい」
このご相談一つでも、お客様の年齢や体型、肉質によっておすすめするブラジャーのタイプもサイズも変わってきます。
だからこそ、丁寧なヒアリングが欠かせません。いま気になっていること、お悩み、ご希望を詳しく伺った上で、商品の提案をしています。
「せっかく高機能な下着を購入したのに、思い通りのスタイルにならなかった…」そんなミスマッチを防ぐためにも、日々フィッティングアドバイザーがお客様をお待ちしています。
今回は、機能性下着の特徴をお伝えするとともに、機能はもちろん、シルエットやフィット感にこだわり、お客様一人ひとりの“キレイ”を実現するHEAVEN Japanの「適正下着®」についてご紹介しました。
自分の体と向き合うことで、今まで知らなかった「新しい私」に出会う―
そんな下着選びを、あなたも始めてみませんか?