【本を置いてひとやすみ】鮭をまるごと楽しむ~「鮭の鮭」の発見~
一生懸命捌いた鮭を楽しむこと一か月--たくさんの料理に挑戦しました。「鮭は捨てるところがない」を合言葉に、なるべく捨てずに活用したので、この一か月はプチ・鮭祭りでした!
今回は、初めて作ったものについての反省や気付いたことを書きます。
まぜご飯
これまでは鮭とご飯を一緒に炊いていたのですが、あらかじめ焼いた鮭を炊き上がった白米と混ぜるのもおいしいと聞きました。早速実践!
〇材料
白米 2合
鮭の切り身(小さめ) 4枚
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
生姜、大葉、ゴマを入れるともっとおいしかったかも。フライパンで焼いてから混ぜると、香ばしさがアップしました!
ちゃんちゃん焼き
北海道の郷土料理に挑戦しました。クラシル先生を参考にしながら作ってみたらおいしくできたので大満足です。
バターと味噌の味が鮭にしっかりしみていて幸せ~♪
チポロラタシケプ
ゴールデンカムイの影響をガンガンに受け、初めてアイヌ料理に挑戦しました。自分で漬けたイクラを使っているためか、完成した料理への愛着・思い入れの強い一品になりました。
〇材料
じゃがいも 小4つ
塩 少々
イクラの醬油漬け 好きなだけ
少し薄味の粉ふき芋を作り、スプーンで軽くつぶしてからイクラを合わせました。イクラの甘さがじゃがいもにぴったりで気に入り、毎週作っていました♪
なわた汁
新潟県の郷土料理なのだそうで、内臓をどうやって食べようか検索していたらこの料理に出会いました。鮭の内臓を食べるのは初めてで、ドキドキしながら作ったのがよい思い出です。
今回は肝臓・脾臓・心臓を使いました。肝臓はかなり大きかったので、食べ応え十分!通常のお味噌汁に、熱湯を回しかけて臭みを抜いた内臓を入れて煮る簡単な料理です。
肝心の味は…おいしい!お肉のレバーと食感は似ているものの、味はつみれ寄りでした。臭みも全くなかったので食べやすかったです。
〇材料
鮭の内臓 1匹分
鮭のアラ 少し(出汁のため)
長ネギ 1本
大根 1/4本
味噌 大さじ3
「鮭の鮭」の発見
鮭のカマ(塩焼きにしました)を食べていたら、頬のあたりからかわいらしい骨が出てきました。なんだか口を開けた魚みたい…あれ?なんだか、どこかでそんな話を聞いたことがある気がする…。
慌てて調べると、聞き覚えがあったのは「鯛の鯛」という骨だったことが分かりました。本物の鯛みたいでかわいい!…でも「鮭の鮭」はあんまり鮭に似ていないんだな…。
…と思いながら食べ進めていると、もっとかわいらしい骨が出てきました。こっちが「鮭の鮭」だ!!
あまりにもかわいいので、何枚も写真を撮ってしまいました。
他の魚にもこの骨があるのだそうで、これまで知らずに頭を捨ててしまってきたことを後悔しました。これから魚を購入するときはチェックせねば!
こうやって趣味(こだわり?)が増えていくのです。「好きなこと」に「“鯛の鯛”調べ」が追加された瞬間でした。
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