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うつ状態から抜け出すということ:受診

9/20.自覚的に鬱々とした状態が始まってからちょうど一か月後、精神科を受診した。
町にある、新しくできた心療内科クリニック。初診のもうしこみは1週間前に行った。
予約から受診までの一週間どちらかというと気分が浮いたというか、Noteをはじめたり、懇親会にいったり、少しだけましになったなと思っていたので、受診をすごく躊躇した。
iHerbで購入したサプリーSt. John's Worts とSAMeーを飲み始めたおかげもあるのかもしれない。

何より、結局は仮病みたいなものだし、でも医師にあったら、大したことないと思われたくなくて少し盛って話をしてしまいそうだし、そんなんで鬱と判断されても困るし、むしろ私はそれをいいわけにして堂々とさぼりそう。

というよりどうでもよいという気持ちが大きい。

予約時間になってもずるずる引き伸ばし、このまま受診しなかったら何事もなく時間が過ぎていくのだからそれでいいんじゃないかと思い、それでも重い腰を上げ、30分遅刻し、かつエレベータを二往復するという漫画のような受診の仕方だった。でも心療内科の方たちは慣れているのか?普通に接し、ちゃんと受診を受けてくれた。

結局盛ったところは、「食欲がなくなった」というところだけで、あとは100%正直に答えた。これは、本当に良かった。
もちろん、言えてないことはたくさんある、ちょっと注意深く話したから。
でも、うそをついていることは何もない。

これといった原因は思い当たらないこと、すべてはどうでもいいと感じていること、起きるときとてもとてもしんどく絶望してること、死にたいと思うこと。
週末はましなこと。子供とたくさん運動するようにしていること。そうすることにとてつもないエネルギーを費やしていること。でもちゃんと楽しめていること。遊ぶことはうまくできること。
子供が可愛いはずなのに、どうしても、幸せを感じられないこと。いなくなってもいいやと思ってること。

うつ病ですね、大丈夫、治ります。と、先生は最後におっしゃった。
そして処方箋を受け取り、一週間後の約束をして、解散。

処方箋を受け取るのもちょっと嫌だったけど、何とかやった。その日は仕事に行っていない。

夫という存在は、私にとって正しく、仕事も家事もちゃんとこなし、家庭を支える、私にはないものをたくさん持っていて、私にあるものを持っていない、そんな存在だ。
そんな夫に鬱々としていることをずっと話せずにいた。
それが、受診後、変わった。
「心療内科を受診した」と打ち明けられた。ずっとしんどかったと。

それだけでも受診できてよかったと思う。


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