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はりのおと
2020年6月29日 11:17
前回の続きで、今回は体の調子を見たらどのように対処していくか、について書こうと思います。まず初めに、前回の最後にお腹と背中で、臓腑の領域について触れたと思いますが、これを参考にしていきます。ここで陰陽五行の概念を出します。といっても今回は五行までですが、臓腑や感覚、食べ物などなどを 木 火 土 金 水 の五つに分類して表にした、五行色体表を挙げます。色体表から、臓腑が木 火 土 金 水
2020年6月27日 11:01
鍼灸の専門学校に通っている学生さんは、入学してすぐに習うかと思いますが、ツボを探す目安として、 1:骨や関節、筋肉 2:皮膚の温度がその周囲より低いもしくは高いところ 3:自然と手が行くところなどが主な目安でしょう。ではそれぞれについて簡単にご説明します。1:骨や関節、筋肉 骨の場合: たとえば手首の親指側。ちょうど脈が触れるあたりですが、そこに ちょっと骨が尖って
2020年6月20日 11:33
奇経とは、東洋医学で正経といわれる12の経脈と相対する8つの経脈のことです。正経12経脈は、肺経、大腸経、脾経、胃経、小腸経、心経、心包経、三焦経、膀胱経、腎経、胆経、肝経の12。奇経8脈は陰維脈・陽維脈・陰蹻脈(いんきょうみゃく)・陽蹻脈(ようきょうみゃく)・衝脈・任脈・督脈・帯脈の8つ。正経十二経の連携を密接にしたり気血の流れを調節する役割を果たすといわれていて、体を縦横に連携していま