デヴィ夫人のマーケティングを知り"選ばれるおじさんになろう"と思う
今回は「選ばれる女におなりなさい」を読んで感じたことを投稿する。
著者はラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ、つまりデヴィ夫人である。
例によってインパクトに魅かれての購入であった。安いし(770円)。
デヴィ夫人と言えば、「世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ)」などのメディアでバラエティ番組を中心に露出多く、大活躍である。
特に出川哲郎とのコンビは絶妙で私もよくテレビを観て楽しんでいる。
御年82歳、自分の母親より一歳年上( ゚Д゚)
さて読後感想は3つ
素朴な驚きー生き様を知る
自慢話すごい笑ー自信の裏にある本質を知る
究極のマーケターである
1.素朴な驚きー生き様を知る
デヴィ夫人って、普通に日本人だったんだ!
ハーフかと思っていた(^^)
それにしても、書籍に掲載されている昔の写真は美人であり、何とも愛くるしい。これは確かに外国要人にモテたというのも納得である。
貧困生活からのスタート!
最初からセレブじゃなかったのか(・。・)
疎開~貧困をバネにして学び、当時の超難関の一般企業(千代田生命)に入社、それでも家計を守るために喫茶店のアルバイトを掛け持ちするというハードな生活。
2.自慢話すごい笑ー自信の裏にある本質を知る
メディアでの語りと何ら変わらない、気持ちがいいくらいの(あるいは鼻につく・・・)自慢話のオンパレードである。
特に恋愛遍歴自慢
ハイスペック男からプロポーズされ続ける人生(^^
しかし、自慢を支える?みなぎる自信は①での貧困をバネにした、③に続くこの方の生き様そのものであると思った。
3.究極のマーケターである
結論から言うと、自分を商品に見立てマーケターとして生きていることに他ならない。
高校時代、父が亡くなったことをきっかけに高校を中退し、高級クラブで働き生計を立てていた。
ここまでは、持って生まれた容姿が武器になったであろう。
ここからの情熱がすごい。つまり、今(家計を支える)だけでなく、16歳の頃から将来どう生きていくかを具体的に考えていたのである。
①世界で通用する英語を学ぶ
②独立して起業するための資金調達
③花嫁修業
多少後付けで言っている可能性もあるが、志なくてはできない生活だったことは間違いないであろう。そしてすべて目的を果たしている。
思い出すのはこの過去投稿
ゆうこすも、田村麻美さんも自分を商品に見立てて、どう売り込んでいくのか、どうなりたいのか、他の人とは違うことと自分がやりたいことをうまく統合して、明確な目的と目標を持って生きているのである。
そして自慢話の合間にデヴィ夫人の価値観が感じられる言葉が発せられる。
(キャリアコンサルタント的に言うと”自己概念の影”)
教養を身につけるほど、自分の人生が希望に満ち溢れていくのを感じた
自分の境遇を受け入れ自分を高める努力をする
他の人ができることがわたくしができないはずがないわ!(何でも挑戦すること)
人生はあなたがワクワクするほうを選びなさい、そうすれば自分の未来が明るく感じられる
いいこというじゃん(^^♪
🔻そして、この言葉は私自身にも言い聞かせたい🔻
いつ年をとるのか?それはあなたが挑む気持ちをなくしたときよ
82歳、富も名声も得て、バラエティで体を張る必要はない。でも、彼女は挑戦し続けるのである。それが彼女にとって意味があることなのだ。
はい、57歳で初めての転職をした新入社員の私もがんばります!
インパクト優先で選んだ書籍であったが、予想外のインスピレーションをもらった。
ちなみに第2部の「婚活論」にはまったく興味なく響かなかったが笑
(まあ、女性向けだしね)
▼以下、要旨▼
最後まで読んでいただいたことに感謝します。読書記録もがんばりたいと思っています。
ちなみに今は転職間もないことと、キャリアコンサルタント試験(11月)に向けて気持ちと時間に余裕がないため、難解なものを避け気楽で読みやすい本を優先して読んでいます。
試験勉強に時間を割くため「やめたこと(休止したこと)」が色々あるのですが、読書とnoteは続けていきます。ほぼ独り言だな笑