耳読書(ミミドク)のススメ【耳をフル活用!】多様な学び方!
私は、教職大学院で学んでから、読書をするようになりました。34歳の頃からです。それまでは、読書なんてめんどくさくて、本を買っても読まずに机の上に重なっているだけ。。。そんなことばかりでした。しかし、大学院で、読書好きの同期と読書会を定期的に行うようになり、読書の習慣が身につきました。もっと早くから読書に親しんでおくべきだったと今では後悔しています。そんな中、最近は耳をフル活用した学びにも魅力を感じ、音声を聞く学びも取り入れています。
1 AmazonのAudibleの活用
①読書といえば紙媒体が当たり前からの脱却
読書は読みたい本を買って、借りて読むのが当たり前でした。しかし、あるときからAmazonのAudibleの無料期間を利用して、音で読書をするようになりました。これがまたいい!紙媒体だと、落ち着いて読める空間、まとまった時間が必要ですが、音を聞く読書だと、通勤途中やランニング中、家でうたた寝をしながらでも読書をすることができます。また、目が疲れている時でも、文字を追うことをせずに、本の内容に触れることができます。今までの読書とはちょっと違う雰囲気を味わうことができます。
②耳読書(ミミドク)の良さ
音で読書をするとき、別なことをしながら読書をしている感じになってしまうので、ずっと集中して本の内容を理解しているとは言えません。僕の場合は。
ただ、何かに気を取られているにも関わらず、脳裏にインパクトを残しているフレーズ・言葉というのはあるものです。意識していなくても。それは、結構、記憶として残っているような感覚があり、紙媒体での読書とはまた違うなぁという感じがしています。
聞きのがせばまた聞く。その繰り返しも結構有効だと思っています。紙媒体でもかのですが、何かをしながらできるので、親しみやすいです。繰り返し聞くと、また記憶に残る。それがいいなぁと思います。
2 Voicyの活用
6月からVoicyも活用しています。読書ではないですが、ミミドクだと思っています。読書で気に入った作者のVoicyがあれば、その人の話を聞きながら通勤する。これもまた、心地よい学びを得ています。本ではないですが、色々な学びがあります。哲学者、教育に関わる方などの本人の声で語られる話は、すっと耳から入り、記憶に残ります。これもまた繰り返し聞くことができます。
無料のアプリで、こんないい学びができるなんて、いい時代ですね。これもまた通勤、うたた寝などをしていてもできる学びです。時間を有効的に使えば、多様な学びに繋がると思います。
3 学び方は人それぞれ
ミミドクをして、目で文字を追う読書と学び方が違うなぁと実感しました。記憶の残り方が違う気がしています。
以前、ある本にこんなことが書いてありました。人の学び方には大きく分けて3種類ある。人の特性にあった学びをした方が効果的であると。人には認知特性があるわけです。
大まかに・・・
①視覚優位・・・目で見て学ぶことに効果がある。
②聴覚優位・・・耳で音を聞きながら学ぶことに効果がある。
③言語優位・・・文字を読んだり書いたりして学ぶことに効果がある。
人には認知特性があり、効果的な学び方が違うわけです。紙媒体の読書とミミドクで記憶の残り方が違うことにも納得できました。
子供達の認知特性に合わせた教育を提供できたらいいですよね。今の学校は、一律で同じやり方で子供達に学ばせることがまだまだたくさんあります。辛い子供達もたくさんいるはずです。効果的な学びをぜひ体験させたいと改めて思いました。自分の音を活用した学びから得たもの、感覚を大切に日々の授業作り生かせたらいいなぁと思います。