大好きだった番組
こんばんは、遥です☆彡
9月末をもって、引退なさった夏目三久アナウンサー。
今、テレビを持っていないので、生放送は見れませんでしたが、先ほどTVerで「怒り新党」の最終回をみて、感慨にふけっています。
私は、2011年から1人暮らしをしています。
その年は、誰しもが覚えている東日本大震災が起きた年。
私の1人暮らしは、計画停電とともに始まりました。
入学式も中止となり、授業もGW明けからだったため、誰も知らない慣れない土地で、とても心細かったことを覚えています。
今まで経験したことないような自由と、責任と、不安。
そんな中、もともとマツコさんが大好きな私は、自然と初回から「怒り新党」を見ていました。
例の報道で、名前を知っていた程度のアナウンサーでしたが、
回を追うごとに、やりにくいであろう有吉さんとマツコさんを相手に、柔らかながらもしっかりと発言をされていて、そして楽しそうな雰囲気にとても元気づけられたことが蘇ってきました。
そして今回、彼女からマツコさんへの最後のメッセージに、本当に想いがつまっていて、温かい気持ちになりました。
私は、今や障がい者でもあり、マイノリティでもあり、しかしそれらを肯定的に捉えようと、日々生きています。
マツコさんの発言のように、「最近、欲もなく何のために働いて、何のために生きてるんだろう」と思うこともあります。
いま、こうして仕事があり、普通の生活を送れていることに、前より感謝を感じていますが、それでも気持ちが落ちてしまうことがあります。
そんな中で改めて、あの時代を思い出させてくれる「怒り新党」を観て、はるかに想像を超えるであろう経験を数々乗り越え、芯を通して生きてきた彼女の姿や言葉には、重みがあり、説得力があり、知識だけでなく経験に基づいた言葉であるように感じました。
きっと彼女自身も、2011年には想像もできなかったであろうことに恵まれ、そのチャンスを自らの手で切り開かれたのだと思います。
私は新卒入社が2015年でしたが、2019年までの約5年弱という短い期間に様々な経験をし、その後障がいを発症し退職。無職の2年を闘いました。
とても長い2年でしたが、結果この2021年の4月に、社会復帰ができました。
そして、合わせるかのごとく、夏目アナと有吉さんの結婚報告。
重ねるにはおこがましいかもしれません。
しかし、私は2011年4月に「怒り新党」で、フリーに転身して初仕事だった夏目アナと、今の自分を重ねることで、将来に希望が持てました。
人生を生きる上で、ゴールはありませんが、「きっと何か楽しいこと・嬉しいことが待っているはず」と思えることは、活力をもたらします。
私も2031年には、今思いもしないような嬉しい人生になっているはず。
だからこそ、今この時を精一杯生きよう。
そんな活力を、頂けた機会でした。
疾風 遥