採用ピッチ資料を作成する企業が急増中!withコロナ時代に他社と差をつける採用ピッチ資料の作り方とは?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、対面での面談や面接、会社説明会ができない今、会社の情報をブラックボックス化させず可能な限り公開した企業が採用市場で注目を集めやすくなっています。
今までであれば、候補者と直接会った時に伝えていたような情報を、あらかじめみやすい資料にまとめ公開しておくことで、様々な効果を得ることができるそれが、採用ピッチ資料です。
そのため、現在多くの企業で採用ピッチ資料作成に取り組んでいます。
そこで今回はwithコロナ時代における採用ピッチ資料のメリットや、作成方法についてお伝えします!
withコロナ時代における採用ピッチ資料のメリット
採用ピッチ資料を作成、公開することで得られる効果は様々。大きく下記の6つがあります。
■採用コストの削減
多くの企業で採用コストの削減を実施していることでしょう。
採用ピッチ資料により応募や質の高い候補者との接点が増えれば、人材紹介や求人媒体分のコストを削減することできます。
また、面接官の説明コストも削減できるので、面接時間の短縮や、今までの説明時間を相互理解に使うことができます。
■自社にあった人材の採用
採用予算や採用人数を削減している企業からすると、ミスマッチは極力というよりゼロにしたいもの。採用ピッチ資料に会社の文化などを記載するため、自社に合わない方をスクリーニングすることができます。
■入社後の定着率向上
会社の実態を知った上で入社するため、入社後のギャップを限りなくなくすことができます。
■自社の魅力と課題の見える化
経営陣はもちろんのこと、会社メンバーと一緒に自社の魅力と課題を洗い出し、見える化していきます。
■経営変革の実現
挙がった課題を解決するために、様々な施策を実行していきます。その過程で企業自体が成長・変革していきます。
■既存メンバーの成長
既存メンバーが自社について真剣に考えるので、当事者意識が芽生え、経営目線を持って仕事に取り組みます。
他社と差をつける採用ピッチ資料の作り方
上記のようなメリットがある採用ピッチ資料ですが、どの企業も作成&公開しているので、ありきたりな採用ピッチ資料では候補者さんの心を掴むことはできません。
そのため、良い採用ピッチ資料を作る上で重要なポイントをお伝えします!
①デザインより読後感にこだわれ!
採用ピッチ資料は、ターゲットにマッチした内容・読後感が重要になります。
読後感とは「記事を読み終わった後に得られる全体的なコンテンツの印象」のことです。
採用ピッチ資料は単なる資料ではなく、「読み物」という意識を持って制作することが大切です。
■読後感を出すための工夫・ポイント
採用ピッチ資料に掲載する文言・内容ももちろん重要ですが、文字だけでは伝えきれない部分(雰囲気)を写真で伝えられるようにしましょう。
映えている写真をピックアップしがちですが、日々の業務や企業の特色が現れる写真をチョイスしましょう。
②情報はできる限りオープンに!
採用ピッチ資料では、情報をオープンにすることが重要ですが、
「どこまでオープンに、どんな項目を載せればいいの?」という疑問も生まれます。基本的にこの大枠4項目に沿って作って頂ければある程度の型は出来上がります。
採用ピッチ資料に載せるべき項目を知りたい方はこちらからご確認ください!
そして、採用ピッチ資料においてもうひとつ重要なことは、魅力だけでなく、課題も明記することです。
こちらは、弊社のスライドになります。
課題と会社の特性上受け入れてほしい点まで明記します。
課題に向けてどのように取り組んでいるのかを書くことで、課題解決に向けて動く組織であることもわかります。
また、採用ピッチ資料のテンプレートもご用意しました!
情報を入力するだけで採用ピッチ資料が作れてしまいます!(とっても便利!)
この機会にぜひご活用ください。
③会社らしさを打ちだそう!
企業の雰囲気、カルチャー、クレド、理念から、自社らしさを表す言葉やコンセプトとなる文言を“言語化”&“イメージ化”することです。
ここでは、見栄を張る必要もありません。
ありのままを伝えられるようにしましょう。
そして、一貫性を必ず持つことが重要です。
ミッション・ビジョン・バリューを元に一貫性のある内容でなければ、
「この企業かっこいいこと言ってるけど、日々の業務にそれが反映されているように思えないな」となってしまいます。
なので、具体的にどのようなことをやっているのか、そしてなぜそれをやっているのか、Why、What、Howを記載するとイメージしやすいでしょう。
④候補者の意見を元にブラッシュアップ
弊社では面接(WEB面接)のタイミングで、
「採用ピッチ資料の良かった点と改善点を1つ以上教えてください」
と聞いています。
面接を重ねるにつれ改善点が溜まっていくので、1ヶ月ごとに資料を見直していきます。どの部分を修正するのか、どの部分を追加するのかなどをメンバー全員で話し合い、ブラッシュアップを行いましょう。
また、「どのスライドを見て一番意欲が上がりましたか?」
「この採用ピッチ資料を読んでどのような感情になりましたか??」
→それを強く思ったスライドはどこですか??
といった質問をすることで改善点がより具体的に見えてきます。
さいごに
候補者の立場になって、どんな情報がほしいのか、そもそもこの資料は自社のことを十分伝えられているのかを吟味する必要があります!
作成して終わり!ではなく、定期的に改善を重ねていきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?