インタビュー設計が苦手でも大丈夫。ワークシートを活用して今日からワンランク上の採用広報記事を作りましょう。
社員インタビュー記事は、どんな人が働いているのか、どんなことをしているのか、会社の雰囲気はどんな感じか知りたいという候補者のニーズに合わせて発信できるコンテンツの一つです。
とはいえこんな悩みを抱えている方は多いと思います。
・インタビューの掘り下げ方がわからない、むずかしい
・コンテンツのクオリティが担保できない
・どんなコンテンツにしたら読まれるのかわからない
・他で忙しすぎてそもそも記事を書く時間がない、続かない
そこで今回はHeaRが採用広報コンテンツを書く時に大事にしていることをお伝えします。
またインタビュー時に活用しているシートも参考にしてみてください!
インタビュー記事のアウトプットに満足できない理由
ではそもそも、なんでインタビュー記事のインタビューのアウトプットに自信が持てないのでしょうか。
・インタビューの深掘りができていないから
インタビューの大枠は設計したけど、なんか全員に同じこと聞いていて代わり映えしないな……となってしまうケース。初期で大枠の質問設計を考えるのは必要なことですが、大事なのは深掘り力です。よりよいインタビュー記事の執筆には、「その会社だからこそ」「その人だからこそ」の内容を引き出すため、深掘りしていく力は必須になります。
深掘りは下記のポイントを意識するようにしましょう。
・インタビュー記事を客観視できていないから
インタビュー記事のゴールは採用やブランディングです。会社をより深く知ってもらうために作るコンテンツなので、候補者の視点に立って、本当に知りたい情報を書くことが必要です。必ず、「どんな人に読んで欲しいか」を設定してから書き始めないと、ただの社員紹介になってしまいがちです。
インタビュー記事を作る際のポイント
①4Pを意識したコンテンツを作る
多くの企業でやりがちなのが「弊社の魅力は人です!」「成長できる環境です!」といった打ち出し方。
もちろん社員の方が素敵であることは十分な魅力ではありますが、会社としての魅力はそれだけではないはず。
企業には大きく4つの魅力(4P)が存在します。
参照:広報会議,企業の魅力をつくる「4P」を意識、今こそ社内活性化に注力
企業理念、人・文化、事業・業務内容、働き方・待遇。
この4つを満遍なく伝えられるようにしていく必要があります。
②深掘りをしっかり行う
では、より深くインタビューをしていくためにはどんな準備が必要でしょうか。
1. インタビューを受けてくれる社員の分析
2. インタビューを二回に分け、事前ヒアリングに応じてもらう。
インタビューに関しては一発勝負にするより、 ”事前にこんなことを引き出せそうだ”という下調べをしておくのが無難です。特に、あまり詳しくない職業・部署の人である場合は分析や周りの人への聞き込みなどもぜひ行ってみてください。
コツとしては3つあります。
■6W2Hを意識して聞く
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・What(何を)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
・How many(どれくらい)
■時間軸を行き来する
『過去⇄現在⇄未来』を意識してみましょう。
■話を掘り下げていく
・具体的に聞く
→「例えば?」「具体的な状況を教えてください」
・変化を聞く
「〇〇の前と後」「〇〇の上と下」
・比較して聞く
「△△の説もあるがどのようにお考えですか」
「候補者が読みたいインタビュー」とは
一般的に、転職活動中の候補者はこのような不安や疑問を抱えていると言われています。
・自分のイメージしている職務と、実際の職務が違ったらどうしよう……
・一緒に働く人と合わなかったらどうしよう……
・働き方は実際どんな感じなんだろうか。みんなどんなバランスで働いているのか……
・人事の方が言っていることは正しいのだろうか……
このような不安を踏まえた上で、インタビュー記事は二つの役割を果たします。
・入社後ギャップを減らすため、会社の雰囲気を知ってもらう(志望度が高い人に安心してもらう)
・広報コンテンツとして会社を知ってもらう(志望度に関係なく、多くの人に読んでもらう)
たかがインタビュー記事と思わず、必ず「読者ペルソナ」の設計をしましょう。採用ペルソナよりもさらに狭めて考えるのが吉です。
インタビュー設計が苦手な方向けにワークシートを無料配布中!
HeaRがインタビュー記事を何本も書いてきた中で、気をつけるべきこと、考えておきたいことを一つにまとめたエクセルシートです!
・読者ペルソナ設計用のシート
・インタビューの事前ヒアリングシート
・当日のメモ
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こちらを元に素敵な採用広報記事を書いていきましょう!
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